たけジャパンと右往左往・・・しま専科

趣味中心の日常生活を、勝手気ままに綴った自己満足の備忘録です。
2015/12/31

読みました

あんな本もこんな本も…読書三昧
好きな本を読んだ~読んだ~読みました。
 定年退職し、毎日が日曜日。
 時間だけは、たっぷり出来ました。
 そこで図書館の会員になり、好きな本をたっぷり読むことにしました。
 好きなジャンルは、◆推理小説と◇時代小説
 脳の活性化でボケ防止を図ります。
 自宅から図書館までのおよそ2Kmを運動を兼ねて歩きます。
平成27年=123冊読みました
平成27年12月…11冊読みました(H27.12.31)>
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◆瀬戸内ー道後殺人事件(吉村 達也・実業之日本社)
 豪雨の日、人気女優・白瀬美穂の女性マネージャーが、モチを使った異常な手段で殺された!そして女優は「私は48時間以内に殺される」 と書き残して姿を消し、つづいてネットに「私は広島にいます。きょう麻薬の山。たすけて」と謎のコメント。狂言か誘拐かと騒がれる中、女優を追って広島の飛んだ志垣警部を嘲笑うように第二の殺人!和久井刑事も合流して猟奇事件の舞台は道後温泉、そして美しい島なみが広がる瀬戸内へ……。
◆篠婆骨の街殺人(山田 正記・講談社)
 忘れられた街・篠婆に伝わる正体不明の名陶。鹿頭勇作(シガシラ ユウサク)は、ここを舞台にミステリを書こうとローカル線に乗った。ところが出入り不可能な走行中の列車内に男の死体が……乗客は、被害者と勇作のみ。一方、釜の中から人骨が発見され、篠婆陶杭焼(ササバスエクイヤキ)の因縁の歯車がまわりはじめた。
◆函館・追憶の殺人海峡(矢島誠・実業之日本社)
 1億2000万円持って失踪した夫のことで相談にのってほしい、と友人の塚田夢子に頼まれ、函館にやってきた元アイドルスター紅林真紀。その彼女が、函館港に浮かんだ絞殺死体の第一発見者になってしまう。被害者は失踪中の塚田の知り合いで、額に奇妙な数字が記されていた。さらに数日後、東京湾の運河から塚田の水死体が見つかり、額に同じような数字があった。東京と函館をつなぐ連続殺人に隠された真相を、真紀が追う。だが、第三の殺人事件だ起こった後、犯人らしき男は密室で自殺してしまった……。
◆長良川鵜飼殺人事件(山村 美紗・角川書店)
 祇園まつりの夜、三条通の宝石店に二人組の強盗が押し入り、店長を殺害したうえ、多額の宝石を奪って逃走。ところがその後、盗まれた宝石の一つが長良川の鮎の腹から発見された。浜口とキャサリンは調査に乗り出すが、そこに待ちうけていたのは、長良川に浮かぶ犯人二人の死体だった……?仲間割れのはての死か、それとも?
◆毎月の脅迫者(山村 美紗・新潮社)
 不動産会社社長が別荘の浴室で溺死。第一発見者は、その愛人。死者に妻子がなく、身内は甥と姪だけ。遺産の行方は?不可解な突然の死の三ヶ月前まで死者は二年余り、毎月一千万円ものお金を受取人不明の口座に振り込んでいた。しかも、死者の前歴は謎だらけ。不明の受取人とは?怨恨殺人の線まで浮上し、事件は混迷していく……。
◆狂った信号(佐野 洋・講談社文庫)
 自動車教習所の指導員が刺殺されたのを第一の事件に、連続四件の殺人事件が発生する。現場に事件を報じる新聞の切抜きが置かれてあるのは何を物語るのか。被害者間に面識はない。探偵事務所の名刺を持つ謎の女が各事件に出没するが招待は全く不明。四つの殺人事件つなぐ鍵は?
◆アクロイド殺人事件(クリスティ・新潮文庫)
 財産家アクロイド氏が刺殺された書斎から消えた消えた一通の手紙。それは事件の前日に謎の自殺を遂げたファラーズ婦人のものであった。冷酷な良人を病死偽装して毒殺した婦人の秘密を知る男が事件の鍵を握るのか、単なる財産目当ての殺人か。
◆企画殺人」(鮎川 哲也・集英社文庫)
 〝純粋の謎解き小説を書く場合に、犯人の心理なり性格なりを描写することは困難だとされる。すこしでも筆がすべれば、犯人の正体が読者に悟られてしまうからである〟完全犯罪が不意のミスから崩れていく過程を描いて読者を魅了する。
※無敵男性三四郎(城戸 禮・春陽文庫)
 「うっ、うわ」ゴジラと異名をとる社内随一のあばれん坊・広瀬のでかいからだが、ドデーんとひっくり返った!電光のごとき、三四郎の小内刈りの妙技!大学の個展具とうたわれた美青年・タフガイ竜崎三四郎と卒業以来二年間に十三回もクビになったという豪の者・伴大六の愉快なゲンコツ・コンビが同じ日に新東洋テトロン会社に入社してきた!珍コンビがまきおこす騒動は、はたしてどうおさまるだろうか?「女とワインとニンニクが苦手だ」というタフガイ三四郎に、たちまち社内銃の若い女性達の目が集まった!なかでも三四郎と幼なじみの美女水野由美は……。
◆精神分析殺人事件(森村 誠一・角川文庫)
 「また宿題をやってこなかったのね!」若い女教師中原みどりの起こりが爆発した。彼女は、クラスの中でいつも一人だけ反抗的な園少年のほほを激しく打った。だが、少年はたじろぐどころか、逆に燃えるような挑戦的なまなざしで彼女を見返した。数日後、埼玉県K市公害の桑畑で中原の死体が発見された。腹部に受けた二箇所の創傷が致命傷である。捜査線上に例の少年が浮かびあがり、彼の部屋の縁の下から、血のついた小刀が発見された。さらに少年の、ミドリ色の昆虫に限ってきりきざむ奇癖が明るみに出たのである点…。
◆細い赤い糸(飛鳥 高・講談社文庫)
 次々と不可解な連続殺人事件が起こり、被害者のいずれも、鈍器で殴殺されたと推察される。第一犯行現場の唯一の遺留品は「細い赤い糸」。被害者の頭部に付着していた。被害者同士に何の面識もなく犯行動機がつかめない。ただ、手口の類似が同一犯人の犯行を裏付ける。「細い赤い糸」に秘められた殺人の謎を追う。
平成27年11月…10冊読みました(H27.11.30)>
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※夢に罪あり(柴田 錬三郎・春陽文庫)
 東京下北沢にある江上医院の主人は、三十二歳の女医江上三津枝であった。二十五歳の次女千鶴と十九歳の三女由香とそろって美貌の三姉妹であった。亡父のあとを継いで病院を守る三津枝は、妹たちのすすめで旅へ出た。その第一夜は想いで深い箱根のホテルであった……。十四年前のこと、応召する恋人の境正一と十八歳の三津枝とはホテルで一夜を明かした。三津枝の留守中に江上病院へ訪れてきた川伏道太郎というインド帰りの青年があった。
◆二つの陰画(仁木 悦子・講談社文庫)
 高利貸しでばっちり貯めこんでいたアパート「満寿美荘」の女経営者が密室で殺され、しかも遺言状が名指した遺産相続人はまったくの赤の他人だった!健介・知子新婚素人探偵局が犯人探しに乗り出すが、アパートの住人の誰もが暗い動機を抱いていて……。そしてまた!
◆振飛車殺人事件(山村 正夫・徳間文庫)
 将棋愛好家でアマチュア有段者であれば多少天狗になるのは可愛いが、それを殺人トリックに使うなど許しがたい。まだうら若きカオリも美人棋士だったが、警視庁警部夫人でもあるところから、これも内助の功とばかり、柳家小さんに似た朴訥な北原部長警部とコンビを組み、振飛車戦法の裏に隠された謎を解明していく。
◆死者たちの夜(結城 昌治・角川文庫)
 罪を犯しながらそれを意識しない者への深い憤り、罪を犯さねばならなかった者の暗い宿命を見つめる静かな哀しみ……弁護士紺野は、そうした非常さと優しさをひめた中年の独身男だ。彼は、殺風景な1DKのアパートに住み、七人の仲間とビルの一室ウを仕事場として借り、ポンコツ寸前の車を駆って、貧しさと孤独に絶えながら都会の夜に続発する事件を追いかける。
※悪人専用(生島 治郎・集英社文庫)
 暴力団羽島組の若頭・遠山が盗まれた赤革の財布の中にあった〝「砂糖」1万ポンド〟のメモは、麻薬取引の割符であった。はみ出し事件貴社・橋田雄二は、ドブチューと呼ばれる古物商とその娘・伊都子、ボクサー崩れの花井らと麻薬の横領りを狙い緻密な強奪計画をたて、神戸に向かった……。
※東京物語(源氏 鶏太・集英社文庫)
 短大を卒業してR興行に勤める加古稲美は、素直で明るい22歳。二年間東京で生活して両親の所に帰る約束だが、恋人はまだいない。そんな彼女にある日課長と、机を並べている西部の二人から同時に縁談が持ち込まれた。二人の青年に好感をもって交際しながら、稲日の胸の真中にいつしかひとつの面影が宿りはじめた。
※命ぎりぎり物語(柴田 錬三郎・春陽文庫)
 ひとつの事業を計画し、それをあらゆる障害をのりこえてなしとげる男・室町東吾!その室町がホンコンのホテルでドア・ボーイをしていた孤児を見つけ、ボクサーに育てた!その男こそ、世界バンタム級チャンピオン・ダッシュ芝であった。メキシコのビド・バセラとのリターンマッチに敗北した芝!その陰には女の復讐があった。美貌の姉妹、バーのマダム理枝と映画女優の伊東麻耶と芝との奇しき関係は難だったのか?ボクサーを断念し北海道北見地方の山奥へと去った芝雄吉を待つものは?
※微笑みみギャルの逆襲(胡桃沢 耕史・廣済堂文庫)
 新人類の女の子が旧人類のオバさまや石器人類のオジン上司の中に混じったら?青春しちゃうために銀座のデパート戦争の中に飛び込んだ18歳の杏子。繊細で大胆。歓声ゆたかで好奇心いっぱい。知りたいこと見たいことで毎日毎日がドキドキワクワクの連続!嫉妬と愛が交錯する女の園の中で杏子が見たものは?そして彼女に囁きかける甘い誘惑は?
◆嫉妬(藤本 義一・徳間文庫)
 結婚して五年、夫の高志が始めて帰宅しなかった。そして姿津子にもたらされた知らせは、夫の死であった。しかも心中だという。相手は高級クラブ「紫苑」之ママ長い扶美子。そして扶美子だけ生き残った。強い疑惑を抱いた姿津子は、事件の真相を調べるために、ホステスとして「紫苑」に入り込んだが……。
◆悪魔の寵児(横溝 正史・角川文庫)
 胸をはだけ、乳房をむき出しに仁折り重なって発見された男女。すでに、女は息たえ、白い肌には不気味な死斑が浮き出ていた……。上司を暗示する奇妙な挨拶状を遺して死んだ美しい人妻。不倫の故意の清算か?
平成27年10月…10冊読みました(H27.10.31)>
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◆久遠堂事件(大田 忠治・徳間書店)
 父の行方を捜して欲しい、石神探偵事務所に現れた中井田は切り出した。依頼者の父は一代で財閥にまで成長させた会社経営を親族に譲った後、莫大な資金を投じて巨大な釈迦涅槃像を作った直後、謎の失踪を遂げたのだ。探偵・野上栄太郎と助手の狩野俊作は事件を洗いなおすため現地へ赴く。涅槃像は内部が刳り貫かれ、お堂と宿坊が造られていた。完成披露で集まった中井田家の親族と同宿した晩、惨劇が起きた。次々と襲われる親族たち。野上は犯人を目撃するが、その姿は……!
◆消えた甲子園(大野 優凛子・実業之日本社)
 日本高野連の理事で広報担当の柏木は、奇妙な不安にかられていた。選抜大会の決勝戦の朝、対戦する2チームの選手たちが、練習の予定時間を過ぎても甲子園球場に到着しないのだ。まもなく、デスクの電話が鳴った。「社会福祉法人に47億円を寄付しろ。できなければ選手たちは永久に返さない」。前代未聞の誘拐事件に、兵庫県警の石田警部が捜査に乗り出す!
◆嗤う総会屋(大下 栄治・実業之日本社)
 週刊誌記者から総会屋へ転身した男が、大企業のスキャンダルに食いついた。株主総会を無事に乗り切ろうと画策する経営首脳、利権を求めて暗躍するさまざまな総会屋。陰謀の駆け引き、飛び交う札束…日本経済を支える裏社会の実態を赤裸々に描いたドキュメント。
◆異形の性(斉藤」 栄・実業の日本社)
 流れ尼僧が住みつく西鎌倉の荒れ寺で、男と幼児の二つの死体が消えた。ミステリー作家の柏木太陽は事件を調べるうち、荒れ寺で落石のため負傷。文字通りのベッド・ディテクティブとして、女性ファンと担当編集者に手足となってもらい、殺人の真相に迫る!
◆横浜・修善寺ゼロの交差(深谷 忠・講談社)
 修善寺に住む市倉画伯が描いた服部教授の肖像画には〝死相〟が現れていた。服部に絵を渡した翌日、服部の秘書が変死体で発見され、続いて助手の佐久田がホームから転落して重傷、さらに服部の娘真紀が修善寺の宿で密室状態で殺される。服部自身は大丈夫か?〝死相〟が告げたものは?連続殺人を操るのは「誰」なのか?
◆完全アリバイ(斉藤 栄・廣済堂文庫)
 新婚旅行中、誘拐された妻を救出に、南アルプスの八紘峰に向かった医師・武宮昭吾は、無事妻を救出。誘拐犯は山中から変死体となって発見された。一方、川崎ではホステスが自宅ベランダから転落死していた。山中での変死体と疑惑の転落死。二つの事件の同一線上に浮かんだ一人の男とその殺意。完全なアリバイに守られた男の才略を打ち砕くため、章吾は不審死を遂げた女が残したメモを頼りに事件を洗いなおすが……。
◆ペトロ不事件(鮎川 哲也・角川文庫)
 〝ひとり暮らしの偏屈な金満家〟これが、銃で撃たれて殺されたロシア人、イワン・ペトロス老人の世評であった。真犯人は、老人の死によって財産分与に与る三人の甥の中にいると見られた。しかも、甥たちはそれぞれペトロフ老人から憎まれていたのだ。が、三人は完璧なアリバイを主張して譲らなかった。たまたまロシア語が少しばかり出来るということで、しぶしぶ捜査に乗り出した鬼貫警部は、首尾よく真犯人を挙げられるか?
◆華やかな死体(佐賀 潜・講談社文庫)
 白菊と曼球沙華に飾られた大手食品会社社長の死体が発見された。巨額の遺産をめあてか、会社の権力争いの果てか……美貌の未亡人と元社長秘書の間に常時の匂いをかぎとった少壮検事城戸。老獪な弁護士との知力の鍵路をくす熾烈な闘いが始まった。
※背徳のメス(黒岩 重吾・角川文庫)
 夜の非人間的な女蕩しと昼間の正義の医師。植秀人は大阪の貧民街なかにある阿部野病院という舞台で、ジキールとハイドのように行動する。無気力、情欲犯罪が百鬼夜行するこの異常空間を描く。
※ロマンの切子細工(森村 誠一・角川文庫) 
 みずみずしい感性で世相を捉え、人間哀歓を見事に推理小説に融合させる森村誠一のエッセイ集。
平成27年9月…10冊読みました(H27.9.30)>
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◆ラナンキュラスの微笑(斉藤 栄・光文社)
 二階堂日美子は、神戸の資産家・桃園紅の協力を得て、六甲山麓の高台に、家庭内暴力に苦しむ母と子のためのシェルター< 神戸紫苑の家>を立ち上げた。鎌倉材木座に設けたNGOにつづく、第二号施設である。開業の前日、<紫苑の家>の周囲をうろついていた女が、催眠剤の香りを残して、消えた。そして、入居者の覚音寺沙尼(カクオンジシャニ)が、行方不明に。次々に消える女たちと、「カンショウ」という謎の言葉。日美子と娘の真輝が企画した施設内演劇「恐ろしい毒」は成功したが、その直後、暴虐の限りを尽くされた石花海一夜(セノウミヒトヨ)の全裸死体が発見された!
◆雪密室(法月 倫太郎・講談社)
 奇妙な招待状に誘われて「月触荘」を訪れた法月警視を待ち受けていた不可能犯罪。美貌の招待主・真棹(マサオ)が、客の全員集まったその夜、離れで殺されたのだ。外は一面銀世界。なのに足跡は発見者のものしかない!雪と鍵による二重密室の謎に、名探偵・法月倫太郎の推理が冴える。
◆待ちわびた花嫁(赤川 次郎・実業之日本社)
 結婚披露宴の直前、新郎が現金強奪犯として逮捕された!そして十年後、刑期を終えて出所した彼を迎えたのは、〝待ちわびた花嫁〟だけではなかった。服役中も共犯者の名と盗んだ二億円の隠し場所を、頑として白状しなかったために、大金をめぐって新たな事件が……。十年間の空白を経て新婚生活を始めたばかりの二人に迫る魔手。
◆正月十一日・鏡殺し(歌野 晶午・講談社)
 ~日常の中に紛れ込んだ謎、そして恐怖~
 ・盗聴:「カチカチ鳥を飛ばせ」という謎の電話を傍受してしまった予備校生は、そこに犯罪の匂いを嗅ぐ。
 ・猫部屋の囚人:猫マニアの恋人を持つサラリーマンは、一瞬の狂気に取り付かれる。
 ・正月十一日・鏡殺し:不仲の祖母と母に挟まれた少女は鏡餅に願いを託す。
◆明日のない報酬(志茂田 景樹・桃園書房)
 西麻布の事務所へ、ゾクッとするほど艶っぽい女がやってきた。行方不明の息子を探して欲しいというのである。女には別れた夫との間に高校生の息子がいた。前の夫は若い女と再婚したが、すぐに離婚してしまった。ところが、その別れた若い後妻と息子が肉体関係を結んだのだ。二人は同棲をはじめた。そして、その息子が、突然、失踪したというのである。
◆奥飛騨鯉の殺人旅行(斉藤 栄・中公文庫)
 母娘のミステリー・ツアーを企画したベル旅行者に〝ツアーを中止しなければ死者が出る〟という脅迫電話が……。小早川警視正の要請を受け、鉄道警察隊・江戸川警部がツアー列車に警乗したが、リゾート特急で飛騨高山へ向かった一行を待ち受けていたのは恐るべき殺人事件だった!
◆砂の城(鮎川 哲也・青樹社文庫)
 人っ子ひとりいない荒漠とした早朝の鳥取砂丘の砂の中から美女の絞殺死体が発見された。警察の地道な捜査の結果、事件には贋作絵画が絡んでおり、絵の署名からひとりの男が容疑者として浮かんできた。だが、彼は完璧なアリバイに守られていた…。
◆館という楽園で(歌野 晶午・祥伝社)
 「奇妙な殺人事件は、奇妙な構造の館で起こるのが定説です」三星館と名づけられた西洋館の主は、四人の招待客にある提案をした。それぞれが殺人者、被害者、探偵役になって行う<殺人トリック・ゲーム>である。そして今、百数十年前にイギリスで起こった事件が再現される!
◇消えた十手(風野 真知雄・双葉文庫)
 南町奉行・小栗忠順の計らいで通常考えられないことが……。市井の人々に接し、磨いた剣の腕で悪を懲らしめたい一心で、御三卿・田安徳川家の十一男・徳川竜之介が定町回り同心見習いへ。小銀杏髷、着流しに羽織の颯爽とした竜之介だが、若さま育ちの成果、やることはどこかトンチンカン。先輩同心に邪魔者扱いされながらも事件を解決していく。
◇風鈴の剣(風野 真知雄・双葉文庫)
 見習い同心の暮らしにもようやく慣れた御三卿・田安徳川家の十一男・徳川竜之介。自由な市井の生活を満喫していたが、八丁堀近くにある湯屋で老人が刺し殺されるという事件が起きた。下手人の探索をまかされた竜之介は、難事件の謎に迫る。丁度その頃、新陰流の正統は吾にありと、葵新陰流の真髄を受け継ぐ龍之介を切れとの藩命を受けた肥後細川藩の刺客三人が江戸に来ていた。
平成27年8月…10冊読みました(H27.8.31)>
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◆殺しの秘湯案内(辻 真先・立風書房)
 旅大好き、温泉もっと大好き作家が念願叶って秘湯め巡り。湯気の向こうに美女が、殺人が……。
◆素直な狂気(赤川 次郎・角川書店)
 松山は、部長の愛人であり自分とも関係のある女を殺害した帰り途、鈴木と名乗る変わった若い男に電車賃を貸した。やがて事件は発覚、容疑は部長にかかり、松山にとっては完全犯罪になるはずであった。ところが鈴木が、松山の家に会社にあらわれ、借りた金を執拗に返そうとする。……。
◆スクープですよ!(今野 敏・実業之日本社)
 TBNテレビ報道局の看板番組「ニュース・イレブン」。そのスタッフ会議にいつも遅刻してばかりしている布施京一は、見かけによらずスゴ腕の報道遊軍記者。今日も事件のスクープを追いかけて、夜の盛り場にくり出してゆく。
◆十津川警部の挑戦・上(西村 京太郎・実業之日本社)
 「小樽へ行ってくる」と言って家を出た62歳の老人が、東京で死体で発見された。老人は20年前に警視庁を退職した元刑事だった。前科のある男が自首して来て、事件は解決した。とくに警視庁の上層部は解決を急いだ。が、元刑事が、かって担当し、解決した事件を追っていたことを知った十津川警部は、早すぎる事件の〝解決〟に自ら待ったをかけた。元刑事が小樽に訪ねた人物が不自然な死に方をしているのも気になった。殺された元刑事が追っていた事件ーそれは美貌の若い女性が暴行され、殺害されるという連続殺人事件で、赤いポルシェが決めてとなり、容疑者として代議士の秘書が浮かんだ。しかし、男は、自分は無実であるとの遺書を残し、自殺した。世論の非難を浴びた警察は、アル中の変質者を犯人として逮捕し、事件は〝解決〟というものだった。そして20年後のいま、解決した事件を追っていた刑事が殺されたのだ。
◆十津川警部の挑戦・下(西村 京太郎・実業之日本社)
 20年目兄解決した事件を追っていた捜査一課の元刑事が殺された事件は、犯人が自首して、あっさり解決したかにみえた。が、父親の死に疑問を持ち、父親の足跡を追っていた娘が襲われ、十津川警部の命令で娘を護衛していた草か掲示が刺され、事件は新たな展開を見せ始めた。事件の背後に暴力団がからんでいると睨んだ十津川が、担当の捜査四課を訪れると、暴力団の組長と自殺した秘書が仕えていた代議士が親密だったことがわかる。しかし、ここでも十津川は「20年前のことに首をつっ込むつもりなら気をつけろ」と警告される。すでに」三上刑事部長から「妙なことに首をつっ込むのは止めたまえ」と釘をさされていたのだs。窮地に追い込まれながらも、十津川警部は、ねばり強い捜査を続け、ついに犯人を追い詰める決定的な証拠をつかむ。しかし、」そのことを知った犯人側も大反撃に出、事件のクライマックスはブルートレイン「はやぶさ」の車中に移る!
◆薩摩いにしえ殺人事件(木谷 恭介・廣済堂出版)
 鹿児島市内の城山公園で、東京銀座のホステス真鍋美恵子が、絞殺死体なって発見された。彼女は友人の結婚式のためと言って帰省していたが、地元署の調べでは該当するものは見つからず、ホテルの美恵子の部屋には〝薩摩のサツは札幌のサツ〟と記されたなぞのメモが遺されていた。さらに美恵子が五億円もの金融債を所持していた事実も浮かび、謎は深まる。
◆城ヶ島殺人事件(斉藤 栄・NON POCHETTE)
 小早川警視正は頭をかかえていた。政界汚職事件の重要参考人が死に、捜査が頓挫したのである。同じ日、夏木梨香は親友の安里から相談を受けた。恋人が謎の暗号を残し失踪したという。その直後、安里まで殺され、ついに小早川が捜査に乗り出した。やがて彼は、北原白秋の詩をヒントに暗号を解読し、驚愕した。政界汚職事件との関連が浮かび上がったのだった……。
◆南紀・伊豆Sの逆転(深谷 忠記・光文社文庫)
 南紀・白浜で女性が毒殺され、その所持品から呼び出しの手紙が発見された。差出人はT・H。そして、手紙と同じイニシャルの男性が、「私がやりました」という遺書を残して潮岬で死んでいた。同じ頃、伊豆・下田を訪ねていた壮と美緒も、殺人事件に巻き込まれた。南紀と伊豆を結ぶ見えないラインとは?
◆春信殺人事件(高橋 克彦・光文社文庫)
 江戸の天才浮世絵師・鈴木春信の肉筆浮世絵が発見され、商社が七億円で購入した。だが、その「春信」に決定的な贋作の証拠が!闇に埋もれた美術品を探し出す美術探偵・仙堂耿介は「春信」とともに消えた男・遠藤を追ってニューヨークへ飛んだ。「春信」に隠された戦慄の秘密!事件の裏には大胆にして巧緻な陰謀が!
◇一万両の長屋(幡 大介・双葉文庫)
 五年前、一万両にものぼる大金を盗み、大阪に逃げた大盗賊の夜霧ノ治郎兵衛の一党が江戸に舞い戻ってきた。南町奉行あげて探索に奔走するが、見習い同心の八巻卯之吉だけは、吉原で放蕩三昧。そんなとき、卯之吉は貧乏長屋の大家殺しの探索を筆頭同心から命じられる。
平成27年7月…11冊読みました(H27.7.30)>
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◆函館・日南殺人旅情(斉藤 栄・NON NOVEL)
 警察庁小早川警視正の義妹夏木梨香は、ところかまわず睡魔に襲われる嗜眠病(シミンビョウ)治療のため、富豪の老人島津の招きで、九州・宮崎へ向かった。だが、日南海岸の広大な屋敷には、深夜、奇怪な仮面男が出現。梨香は重傷を負わされた。一方、北海道。函館で翌日、なぞの米国人が、全身四十二ヶ所を刺されて死んだ……。やがて上京した島津の孫娘琴比女(コトヒメ)が惨劇に見舞われ、事態は急転!小早川の前には日本列島を縦断する事件の構図が……。
◆鉄輪温泉殺人事件(吉村 達也・講談社)
 東京荒川区のマンションで、背広を着て女の能面をかぶった男性の白骨化死体が見つかった。猟奇殺人の容疑者は姿を消した妻。二人がテレビのお見合い番組を通じて結婚したと知った志垣警部は、第二の容疑者を追って九州は別府の鉄輪(カンナミ)温泉へと飛ぶ。だが、彼を待っていたのは名所「地獄めぐり」での目を覆う惨劇!
◆信濃富士殺人事件(梓 林太郎・徳間書店)
 信濃富士こと有明山(2269メートル)の岩盤で、クライマーが墜死した。命綱のロープが切れたらしい。数日後には、上高地交番で拳銃が盗まれた。事件が続く豊科署の刑事・道原伝吉は、上高地に向かった。ニューナンブ38口径には弾が5発入っているという。その拳銃が、能登半島で発生した殺人事件に使われたらしい。殺されたのは、東京六本木の宝飾品販売会社「アワカワ」の社長婦人・淡川篤子(二八歳)と判明。拳銃盗難の容疑者と見られる登山者の男と篤子との関係は?道原伝吉の捜査は東京・能登・博多へ飛んで……。
◆禁色の殺人(斉藤 栄・徳間書店)
 横浜市の南部、野島で発見された死体が、警察への通報の間に忽然と消えてしまう不可解な事件が起こった。残された財布から、被害者は木村不動産社長・木村茂と思われたが……。一方、二階堂日美子は、友人の紙野哲子とその姉・すず、真珠と一緒に丹後を旅していた。三姉妹は一年程前、家業の宝石店を強盗段に襲われ、両親と財産を失っていた。天橋立から成相寺へやってきた四人は、死体発見現場にでくわす!日美子のタロットが示したのは<ザ・デビル>「呪縛」であった……。
◆尾州白帝城殺意の旅情(大谷 羊太郎・FUTABA NOVELS)
 東京で平凡な学生生活を送っていた塩野妙子が大学卒業直前に、仲間に追われ深夜突然訪れた男と体験した奇妙な10日間の同棲生活。24年後に起きた連続殺人事件のなぞを解く鍵はすべてそこにあった。愛知県の明治村、犬山城、木曽川など歴史と詩情あふれる舞台を背景に、ひたすら女主人を守る昔気質ぎの男の隠れた過去とは?
◆京都渡月橋殺人事件(木谷 恭介・双葉文庫)
 美貌の童話作家杉浦佐知子が死体となって発見されたのは、まだ朝も早い渡月橋のほとりでだった。生前、佐知子は夫の総一郎に自分の作品が鹿沼啓輔という男に盗作されたと漏らしていた。しかもその作品は皮肉にも文部大臣賞を受賞する。鹿沼は逮捕されるが頑強に反抗を否認、事件解明のメドがつかない。
◆僕のTV支配マニュアル(宗田 理・光文社文庫)
 ぼくの同級生が自殺した。「いじめが原因」とワイドショーが中学に殺到した。彼の死に疑問を持ったぼくらは、独自に調査を開始。そして発見した意外な真相に、ワイドショーは飛びついた。「これならワイドショーを思いのままにできる。TVジャックしよう」暴力教師の実態、金塊探し……ぼくらは次々にネタを提供していく。
◆光刺す海(鈴木 光司・新潮文庫)
 入水自殺を図った若い女性は、記憶を失っていた。恋人だった青年は遠洋マグロの漁船の上にいる。二人の間にいったい何があったのか?運命をあらかじめ知っている人間はいない。しかし、はっきりとした確立があるとしたら?偶発的に誕生した遺伝子が特別な意味を持った時、恋人たちはある宿命を背負い、日常の裂け目には一つの危うい人間関係が生じた。
◆死体西へ飛ぶ(草野 唯雄・角川文庫)
 叔父堀彰八の遺産相続人に指名されていた堀代次郎のまえに、強力なライバルが現れた。叔父彰八が、家政婦に手をつけ、結婚を口にするようになったのだ。安い給料で、秘書がわりにこきつかわれてきた代次郎に、どす黒い殺意が芽吹いた。周到な手順で犯行をすませた代次郎のところに早くも刑事が……。山頂で殺害した叔父の死体が、市内の公園に?なぜだ?
◆緋色の殺人(斉藤 栄・中公文庫)
 「重要美術品をいただく」怪盗ファジーから犯行予告を受けていた工芸家が名古屋で事故死。占術の愛弟子でもある娘の雅乃から連絡を受けた日美子は名古屋へ向かった。だが、事件の関係者が相次いで殺害され、それぞれの現場には食べかけのういろうときしめんが残されていた。ファジーから重要なヒントを得て推理を進めた日美子は衝撃的な真相に辿り着く。
◆殺人忠臣蔵(斉藤 栄・中公文庫)
 自称ヒストリー・アナリストの中林は、赤穂義士に関する資料を利用してのひと儲けを企み、日美子のもとを訪れた。非常識な中林の申し出を断る日美子だったが、それが凄惨な殺人事件へのプレリュードとなった……。
平成27年6月…10冊読みました(H27.6.30)>
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◆怪文書殺人事件(吉村 達也・勁文社)
 警視庁捜査一課を退職した元女刑事・烏丸ひろみのもとに一通の手紙が届いた。半紙に墨痕鮮やかな毛筆で綴られていたのは、寒気を催す内容の死亡予告!なんと標的はひろみ自身。しかし犠牲者は別のところから出た。差出人の正体を追って、あの精神分析医・氷室想介と烏丸ひろみが共同戦線を張り、深い闇の奥にひそむ異常者の素顔に迫る!殺人者はなぜ毛筆で怪文書を書いたのか?
◆長く短い呪文(石崎 幸二・講談社)
 岐城島へようこそ。自分にかけられた「呪い」を解くため少女が帰った先は、その一族だけが住む孤島。かって姉を交通事故死に追いやり、今度は妹の双子にまで伸びる魔手の正体とは?木に刺さったネジ、腕を切断された人形が示す想像を絶する真相とは?
◆卑弥呼伝説(井沢 元彦・実業之日本社)
「ヒミコは殺された」古代史研究家がなぞの言葉を遺して殺害された。だが、犯行現場は完全な密室。事件を解明するためトレンジャー・ハンター、永源寺峻が乗り出した。事件の夜、現場の前で踊っていたという奇妙な神楽集団の正体とは?
◆少女Aの殺人(今邑 彩・角川書店)
 「あいつは、毎晩のようにわたしのベットにやってくるんです。このままではあいつを殺してしまうかもしれません…」深夜放送の人気DJ・新谷可南(シンタニ カナ)は、養父と二人暮らしをしている「F女学院の少女A」という女子高校生から投書を受ける。可南が手紙の内容に該当する学校を調べたところ、「少女A」の家庭環境に当てはまる生徒は三人いることがわかる。数日後、そのうちのひとりの養父が、自宅で刺殺されてしまう。一見単純な養父殺しに見えたこの事件の裏には、複雑にからみあう人間関係があることがやがて明らかになり……。
◆スパイ失業(赤川 次郎・HARUKI NOVELS)
 伊原ユリ、四十二歳。夫は目下入院中。中一の娘を抱え、人材派遣会社に勤めている。しかしそれは表の顔。実はユリはポメラニア共和国の女スパイ。情報収集が彼女の裏の仕事なのだ。だが、ある日突然、共和国が消滅してしまう。ユリはその衝撃にもめげず、河本青年をしたぐぇ、仕事先に向かうが、途中、駅のホームで、不意に後ろから突き飛ばされた。誰かが私を殺そうとしている……。
◆南九州噴煙の下で誰かが死ぬ(辻 真先・徳間書店)
 ユノキプロの〝イベントキャスター〟葉月麻子は、ともかく鹿児島へ飛ぶことにした。マネージャーの堀喜平が殺人容疑で逮捕されたというのだ。休暇を利用し、余命いくばくもない父親と後妻の三人で指宿へ来た堀は、砂むし風呂で死体を発見。被害者はなんとかっての恋人で、彼女は堀に会いに行く、と妹に手紙を出していた……。桜島の噴煙の下でくり広げられるテンヤワンヤの結末は?
◆琵琶湖殺人事件(津村」秀介・光文社文庫)
 日本最大の湖・琵琶湖。この湖を挟んで向き合う西大津駅と瀬田駅で、同日に同様の轢殺事件が起きた。ルポライター浦上伸介は、被害者間の接点を求めるうち、数日前に起きた一つの殺人事件に行き当たった。だが……琵琶湖と九州にまたがる壮大なアリバイの壁が、浦上の推理を阻む!
◆山陰路殺人事件西村 京太郎・講談社)
 城之崎温泉で突然、、失踪した美人歌手・柏崎マリが出雲で逮捕された。容疑はTVディレクター殺し。さらに彼女には「特急まつかぜ1号」での元芸能プロ社長、鳥取砂丘での新人歌手、東京・深大寺でのモデル殺しの容疑が!十津川警部と亀井刑事は事件の真相を追って、山陰に飛んだ。
◆紫欄の花嫁(乃南 アサ・文春文庫)
 「あいつから逃げなきゃ!」執拗に追ってくる男に脅えつつ、逃亡を続ける花屋の店員・三田村夏季。同じ頃、神奈川県下では不可解な連続女性殺人事件が起こり、刑事部長・小田垣の苦悩の日々が始まった……。
◇細川忠興(浜野 卓也・PHP文庫)
 戦国きっての文化人大名・細川幽斎の長男であり、信長、秀吉、家康に仕えて肥後熊本藩54万石のいしずえを築いた細川忠興。しかし、その生涯は、けっして平坦な歩みではなった。妻・玉子(細川ガラシャ)を愛しながらも幽閉した本能寺の変、妻と二人の息子失う事になった関ケ原の合戦など、苦渋の決断を繰り返しつつ人生における危機を乗り越えた男の戦いを描く。
平成27年5月…10冊読みました(H27.5.31)>
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◆拉致(柊 治郎・実業の日本社)
 大阪・東成署の刑事、霧谷純平は親友の弟の自衛官殺人事件を調べるうち、背後に北朝鮮工作員のネットワークが存在するのに気づく。そして、霧谷自身にも極道を使った〝殺しの手〟が伸びる。仲間の外事捜査官やマル暴担当の刑事たちと協力しして、霧谷は徹底的に敵を追いつめるが……。
◆秩父夜祭り殺人囃子(紀和 鏡・中央公論社)
 凍てつく関東の冬を彩る秩父夜祭り。絢爛豪華な山車屋台とダイナミックな屋台囃子で賑わった祭りの夜、秩父で一、二を争う太鼓の名手・慎治が殺された。疑いは太鼓の「技」を競い合い、幼馴染の桃子(トウコ)をめぐる恋敵の秀幸に……。
◆紅蓮(グレン)の毒(日下 圭介・光文社)
 宴会のさなか、青年が毒殺された!死体からは青酸カリが検出され、隣に座っていた越中富山の薬売り・辻村が疑われる。真犯人を追う辻村は、やがて一人の女中が抱く報われぬ思いを知るが……。
◆隣の女(新津 きよみ・角川春樹事務所)
 <妹を自殺に追い込んだ男・森嶋吾郎を殺したい>と思いつめているステンドグラス作家・羽田野祥子の前に、アイと名乗る謎の人物が現れた。「僕がかわりに殺してあげましょうか」……一週間後、森嶋は自宅近くの公園で頭を割られ、死体となって発見された!次の日、祥子は隣に住む主婦・宮脇まゆみに、「わたしにも殺し屋を紹介してほしい!」と頼まれるが……。
◆十津川警部夢を追う(西村 京太郎・徳間書店)
 東京・井の頭公園の道路脇に停車していた車の中で、女性が殺害されていた。被害者は青木美加、三十六歳。国土開発省エリート官僚の妻だった。解剖の結果、妊娠が判明したが、夫の子供ではなかったのだ。十津川らの極秘の捜査は難航。厳重な箝口令が敷かれたにもかかわらず、事件が週刊誌にスクープされ、さらに記事を書いた編集長も殺害される。困惑する捜査本部。そこへ犯人の名前が記された手紙が届く。差出人の<シャドウX>とは何者か?事件は予想外の展開を見せ始める……。
◇大江戸あぶれ者(高橋 義夫・学研文庫)
 戦国乱世の昔なら、草履取りから天下人になる機会もあったが、徳川幕府も二代将軍秀忠の治世になると、いかに才覚、野心があっても出世の糸口さえない。せめてもの鬱憤晴らしに、異装を競い喧嘩と博打に明け暮れ、あげく公然と町奉行に戦いを挑む集団がいた。
◇泣き夜叉(高橋 義夫・講談社)
 酒と女と博打で日を過ごし、小さな悪事を重ねるしがない遊び人の辰五郎は、いかさま賭博を見破ったことからいっぱしの男として売り出すが……。風雲急を告げる幕末の江戸、世の動きとは無関係に刹那的に生きてきた男が、否応なく時代の流れに巻き込まれ、波乱の運命を辿っていく!
◇秘剣流亡(佐伯 泰英・祥伝社文庫)
 水戸光圀の影警護から一転、再び流浪の身となった大安寺一松。「秘剣雪割り」を編み出した箱根弾正ケ原に立ち寄り、亡き剣の師、愛甲喜平太の菩提を弔う。その山中にて、一松は北条の末裔を名乗る若い女と邂逅した。導かれた先は驚くべき事に、秀吉によって滅ぼされた一族が再興を賭ける「隠れ里」であった。一松を罠に陥れようとする妖しき女の狙いとは?
◇花芒ノ海(佐伯 泰英・双葉社)
 安永二年、初夏。江戸深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音。直心影流の達人なれど、日々の生活に追われる浪人暮らし。そんな磐音にもたらされた国許・豊後関前藩にたちこめる、よからぬ風聞。やがて亡き友の想いを胸に巨悪との対決の時が……。
◇杜若艶姿(佐伯 泰英・幻冬舎文庫)
 大店の幼女を狙った連続誘拐事件には、どのような裏があるのか。当代きっての立女形(タテオヤマ)・岩井半四郎から芝居見物に誘われた小藤次は駿太郎の健やかな成長も相まって束の間の平穏を味わっていたが、ふとした拍子に下手人らしき賊の居所を突き止める。小藤次は御用に同道するが、騒動はそれだけに留まらなかった……。
平成27年4月…10冊読みました(H27.4.30)>
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◆札幌源氏香殺人事件(木谷 恭介・門川春樹事務所)
 都内のホテルで大手食品メーカーに勤める女性の絞殺死体が発見された。被害者の向井紅美子は、フレーバリストと呼ばれる食品香料の研究者で、第一発見者となった友人の近石朋恵とともに札幌で香道を受講していた。現場には、紅美子が遺したと思われる<6333>の謎の文字。さらに、彼女の名前を騙ってホテルを利用していた不審な美女が浮かび上がる。事件に巻き込まれた朋恵は、日本唯一の警察庁広域捜査官・宮之原警部に操作を依頼し、札幌ー等k等を結ぶ連続殺人の真相に迫るが……。
◆筑後川殺人事件(梓 倫太郎・NO NOVEL)
 筑後川を臨み、旅行作家茶屋次郎の胸は疼いた。大分県日田で、十八年前に交際していた小菊の消息を訊ねると、彼女の現在の夫・牛島克典は殺人容疑を掛けられていたのだ。牛島は被害者から多額の融資を受けてており、不在証明もないという。零落した小菊の境遇を救うべく、茶屋は、事件解明に乗り出すが、直後、取材協力の女性が失踪、今度は、茶屋の身にもあらぬ嫌疑が…。はたして事件の真相は?窮地に落ちた茶屋と小菊の運命は…。
◆十字路(赤川 次郎・双葉社)
 坂巻里加、28歳、宣伝部チーフは、遅刻の理由を「男と会っていたものだから。一汗かいて、ぐっすり眠っちゃった」と弁明して周りを驚かせた。が、幸福に浸っているわけではなかった。それどころか、事件が起き出した。うなずく理由が里加にはあった……。二人の男がフッと離れた。にらみ合っている。二人の手には銀色に光るものが、ナイフであった。血潮が噴き出た……悪夢だった、二人の男と一人の女が出会って、死ななくてもいい死が生じたのだ。坂巻里加は身構えた!
◆毒密(南 英男・NON NOVEL)
 裏社会専門の揉め事始末人・多門剛は、暴漢に襲われブティック経営者逸見麻衣を助けた。彼女は偽ブランド品の販売をネタに、元従業員の女から脅迫を受けているというのだ。アブク銭の匂いを嗅ぎ取った多門は、ひと肌脱ぐことになったのだが……。
◆本当は知らない(高里 椎奈・講談社)
 「退屈凌ぎでない、映画のような人生を」。このメールを受け取って、ネット上から消えた8人の謎を追う車谷エリと道長円。病院から失踪した11人を調査する座木(クラキ)とリザベル。4人の惨殺事件を捜査する高遠と葉山。三つの事件が絡み合い錯綜するなか、傍観を決め込む秋だが……。
◆名古屋大通り公園殺人事件(木谷 恭介・廣済堂出版)
 名古屋市の一郭に江戸時代の豪壮な町並みを残す有松の町。伝統の絞り染めを今でも続ける松葉屋木暮家の娘・加乃子の母親は、現代に受け入れられる新しい絞り染めの研究をしたいと十五年前に家を出たままだった。だが、突然、弁護士を通じて財産の請求が起こされ、加乃子と祖父の喜兵衛は真意を確かめるため、母香織と会う約束をする。しかしその直前、彼女は大通り公園噴水池で殺されてしまう。また母と一緒に家を出た職人も毒殺体で発見される。
◆札幌時計台殺人事件(木谷 恭介・青樹社文庫)
 880カ所のチェーン店を持つ宝飾会社の社長が札幌で惨殺された。事件に巻き込まれた社長秘書の塚本珠代と警視庁遊撃捜査係宮野之原警部の追跡で浮かび上がった七年前の横領事件。死んだはずの男が次々と関係者を殺していく…?
◆不遜な被疑者たち(小杉 健治・集英社文庫)
 30歳の若き弁護士・梶原藤子は、弁護士会から派遣される「当番弁護士」として事件に係わることことが多い。だが、被疑者たちは、なぜか誰も担当の彼女に真実を言おうとしない。そんな〝不遜な〟被疑者たち、そして、一筋縄では行かない事件。苦闘する藤子の力強い見かたとは…?
◆裁かれる判事(小杉 健治・集英社文庫)
 現職の判事寺沢秀信が、担当中の被告人の妻岩田歌江殺人容疑で逮捕された。寺沢は歌江が殺害される直前、一緒にいるところを目撃されていた。だが、犯行時間には赤いコートの女とホテルにいたのだった。無実を主張するが、目撃者の証言は寺沢に不利であった。寺沢を慕う義妹杉原早紀子は、無実を証明するために消えた女を求めて越後出雲崎に旅立つ。
◇裏表忠臣蔵(小林 信彦・文春文庫)
 吉良邸討ち入りは本当に元禄之快挙であり、大石倉内蔵助は本当に忠義一途な義士なのか。領国の和菓子問屋のどら息子源太郎は、ひょんなことから上杉家のスパイにしたてられ、大石の動きを探るため赤穂に行き、更に京に入る。そこで源太郎が見たものは……。
平成27年3月…10冊読みました(H27.3.31)>
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◆ストレート・チェイサー(西澤 保彦・カッパノベルス)
 名前も素性もわからぬ二人の女性とバーで意気投合したリンズィは、〝トリプル交換殺人〟を約束させられてしまった。酒に酔い理性を半分なくしていた彼女は、上司のウエイン・タナカを殺害対象に指名。その翌日、タナカ邸で他殺死体の知らせが……!しかも死体は、犯人による外部工作5や内部からの脱出が不可能な“鍵のかかっていない密室”に置かれていた!交換殺人計画が実行されたのか?取り乱すリンズィを後目に第二の殺人事件が……。
◆千曲川殺人悲歌(深谷 忠記・講談社)
 傲慢・奇矯な天才画家は車の中で凶刃に倒れ、恋人はマンションんで毒を呷っていた。アリバイ、動機を追及する刑事・勝俊作は、娘に自殺された高校の同窓生と事件の因縁にざわめくが……。
◆ウルチモ・トルッコ犯人はあなただ!(深水 黎一郎・講談社)
 新聞に連載小説を発表している私のもとに一通の手紙が届く。その手紙には、ミステリー界最後の不可能トリックを用いた<意外な犯人>モノの小説案を高値で買ってくれと書かれていた。差出人が「命と引き換えにしても惜しくない」と切実に訴える、究極のトリックとは?
◆袋綴じ事件(石崎 幸二・講談社)
 孤島に隠棲する才能ある研究者が、自慢の施錠システムの中で襲われた。「嵐の山荘」状態で人間の出入りはなし。荒らされた室内で何が起こったのか。事件の鍵は石崎が持ち込んだ袋綴じのミステリー本に。封印が破られた瞬間啓示は訪れた!
◇松のや露八(吉川 英治・講談社)
 幇間・松のや露八として、反権力的姿勢を貫いた、彰義隊くずれの土肥庄次郎。一ツ橋家近習番頭取の長男として生まれながら、鈍んでひたむきすぎる性格のゆえに、数奇な人生を辿る。免許皆伝の祝い酒から、庄次郎の止めどない転落の道は始まった。だが武士を捨てるどころではない、徳川の屋台骨が潰れる時勢になったのだ。
◆狂った信号(佐野 洋・講談社文庫)
 自動車教習所の指導員が刺殺されたのを第一の事件に、連続四件の殺人事件が発生する。現場に事件を報じる新聞の切り抜きが置かれてあるのは何を物語るのか。被害者間に面識はない。探偵事務所の名刺を持つ謎の女が各事件に出没するが正体は全くの不明。四つの殺人事件をつなぐ鍵は?
◆瀬戸内を渡る死者(津村 秀介・青樹社)
 源平の古戦場として名高い壇の浦を望む高松郊外の景勝地、屋島。その遊歩道に咲く藤の花の下に、同じ藤色のスーツを身にまとった美女の絞殺死体が。被害者は東京でスナックを営む人妻で、夫とは離婚寸前だったらしい。死体の第一発見者となった週刊誌記者の北川真弓は、特ダネとして事件を追うことになったが、取材を進めるうちに被害者の暗い人生が浮かび上がってきた……。
◆アクロイド殺人事件(クリスティ・新潮文庫)
 財産家アクロイド氏が刺殺された書斎から消えた一通の手紙。それは事件の前日に謎の自殺を遂げたファラーズ夫人からのものであった。冷酷な良人を病死に偽装して毒殺した夫人の秘密を知る男が事件の鍵を握るのか、単なる財産目当ての殺人か。被害者とその財産ををめぐる複雑な人間関係を、私立探偵ポアロが解明する!
◇真田三妖伝(朝松 健・祥伝社)
 三つの燦星が地上で出会う時、この世が混沌と化す。慶長一八年(1613)春、猿飛び佐助は、徳川・豊臣良家の命運を決する秘密を記した「燦星秘傳」受け取りのため、幕府金蔵番大久保長安館を訊ねた。だが、佐助と同じ星を持つ柳生佐久夜姫によって、その在り処を秘す茶入の片方を奪取された…。ここに、家康謀臣本多正純と林羅山を加えた三つ巴の争奪戦が始まった。柳生に捕われた長安の真の意図とは?「燦星秘傳」の内容とは?また、佐助の反撃は?
◇梅里先生行状記(吉川 英治・講談社)
 梅里先生とは徳川光圀。政務を離れ、西山に隠棲する光圀を称部にふさわしい。だが、光圀、決して閑日月ではなかった。終生の事業、大日本史の修史をつづける一方、炯炯たる眼光をもって世情を睨む。浮華な元禄の世。その上に立つ徳川綱吉、寵臣柳沢吉保。光圀にとって苦々しいのは、その柳沢と藩老藤井紋太夫戸が手を結んでいることだった。光圀の周辺には不気味な動きがある。
平成27年2月…11冊読みました(H27.2.28)>
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◇鳴門秘帖3(吉川 英治・講談社)
 弦之丞を恋するお綱、お綱を追うお十夜。弦之丞はお千絵を想い、お千絵は旅川周馬に迫られる。恋と剣のまんじ巴は、木曽から鳴門の汐路へとつづく。阿波藩を動かす竹屋三位卿は、弦之丞の前に立ちはだかる強敵であり、剣山の間者牢に年久しくつながれる甲賀世阿弥の死命をあずかる非情の人でもあった。いま、山頂の牢を前にして、幕府方、勤王派の最後の死闘が繰り広げられる。
◇桃太郎侍(山手 樹一郎・春陽堂)
 美少年で、知恵があって、強くって……というのは、いつの世でも庶民の願望のシンボルで、トップに立って不合理な社会悪を退治してくれる。市井の盗児・女スリ・お家騒動の善玉悪玉という懐かしい人々の勢ぞろい。
◆東京黒社会(南 英男・TOKUMA NOVELS)
 営団地下鉄銀座線が地下鉄ジャックされた。浅草発の六両編成で、車内にはおよそ七百人の乗客が乗り込んでいた。勤め帰りのサラリーマンやOLだ。警視庁採用の特別捜査官・峰岸淳一も恋人のアイリーンとともに乗車していた。峰岸はテロリストの隙を見てPHSを使って上司の鰐沢賢に通報した。鰐沢は通称鰐、表向きは普通の生じ会社を装った警察庁長官直属の覆面捜査機関「隼」の潜入捜査官の班長である。銃器の携帯はもちろん、自動小銃、ときには、手榴弾や榴弾さえ使う。テロリストたちの攻撃にプロが挑む!
◆反撃(南 英男・NON NOVEL)
 「彼らを即刻退職に追い込め。それが君の裏業務だ。」関東TV局員街風(マチカゼ)は常務の命令に屈した。娘の難病治療のために犯した多額の横領が発覚。会社はそれを不問に付す代わりに、汚れ役を命じたのだ。街風は極秘解雇名簿に載る局員たちに次々に醜聞を仕掛けて籠絡。だが、追い込んだ元上司が特如、不審死を遂げた。自責の念から真相を探る街風の前に、やがて局のどす黒い陰謀が浮上。ついに会社への反撃を決意した時、街風に魔の手が…。
◆万華鏡殺人事件(吉村 達也・カッパノベルス)
 殺人プロデューサーQAZが仕掛けた魔界は、万華鏡が織りなす幻想世界へ。高校二年の誕生日に一家惨殺の悲劇に巻き込まれ、ひとりだけ生き残った滝沢英貴は、精神的ショックから当時の記憶を封印したまま、社会と隔絶した万華鏡の世界に引きこもる。三年後、精神分析医・氷室想助は、英貴のカウンセリングを通じて犯人像をあぶり出す依頼を田丸警部から受けるが、青年は団地七階の自室で殺され、犯人とみなされる女は密室状態の部屋から消えた。
◆M列車で行こう(光文社・日本推理作家協会編/12名)
 旅に出よう。知らない街を訊ねてみよう。未知なる物への憧れを抱こう。おや、待てよ、それはミステリーを愛する心と同じ動機ではあるまいか。地図の中の謎、人の心の中の謎、好奇心の赴く先は同一だ。ミステリーの題材にも旅が多い。さあ、あなたも旅に出よう。M列車で行こう。
◆パピヨンの身代金(三好 徹・KAPPA NOVEL)
 野瀬大蔵大臣の夫人・令子の愛犬ルイが何者かに誘拐され、一千万円を用意せよという脅迫状が届く。秘書の青井は、極秘に渋谷警察署に届け、本庁も動き出す。やがて犯人からは、九百九十九万円をアメリカン・コマシャル・バンクに振り込めという奇妙な指示。続いて、残りの一万円分として日銀の第一号券AA000001Aを要求してきた。困惑する令子。やがて、野瀬の派閥事務所に勤める桑原カオルが死体で発見。傍にはSMプレイの器具が。しかも室内から驚くべきものが発見され、事件は過去の想い歴史を引きずる意外な新局面へ!
◆銀河鉄道殺人事件(森村 誠一・講談社)
 国鉄夏の行き先不明列車「銀河鉄道X号」に乗り込んだ高沢吾一を上野駅に見送った置鮎衣子(オキアユ キヌコ)だったが、高沢は翌日、北上川で死体となった。隣り合わせた男と岩手県紫波街の老婆も殺害。そして高沢自身も連環殺人者だとする警察の疑いに、衣子の「愛の推理」が第三の男を暴き出す。
◇牢獄の花嫁(吉川 英治・講談社)
 十手捕縄をとって三十年、捕物の神様とうたわれた名与力・塙江漢(ハナワ コウカン)が、突如、暴風のように襲った悪魔により、晩年の幸福を引きちぎられる。倅郁次郎は無実の罪で獄舎に繋がれ、その許嫁花世の身辺にも魔手は及ぶ。一命を投げうって巨悪に挑む江漢の努力は、花世の花嫁姿に報われる。
◇お市御寮人(舟橋 聖一・祥伝社)
 兄信長とお市御寮人は、十四歳違いの兄弟である。共に信頼し合う最愛の二人だったが、お市が乞われて嫁いだ浅井長政と兄が対立し袂を分かった……。お市に恋焦がれる柴田勝家、妻帯の身でお市を狙う好色な豊臣秀吉。乱世を生きる男たちの権力と野望を縦糸に、美貌のお市と信長の、波乱万丈の生涯を華麗に描く歴史ロマン!
◆振飛車殺人事件(山村 正夫・徳間文庫)
 将棋愛好家でアマチュア有段者であれば、多少天狗になるのは可愛いが、それを殺人トリックに使うなど許しがたい。まだうら若きカオリも美人棋士だったが、警視庁警部夫人でもあるところから、これも内助の功とばかり柳家小さんに似た朴訥な北原部長刑事とコンビを組み、振飛車戦法の裏に隠されたん謎を解明していく。
平成27年1月…10冊読みました(H27.1.31)>
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◇鳴門秘帖1(吉川 英治・講談社)
 他国者は容易に近づけない、密国阿波に潜入した幕府隠密・甲賀の宗家、世阿弥が消息を絶って十年。家名の断絶を目前にして、悲嘆にくれる娘の千絵を見かねて、二人の男が阿波渡海をはかった。だが、夜魔昼魔、お十夜孫兵衛、見返りお綱が二人の邪魔に入る。
◆産婦人科医危機一髪(斎藤 栄・双葉社)
 鎌倉・和田塚の甲賀産婦人科医院は、診察は火・金曜日の週2日、それも午後9時から翌午前3時まで、健康保険も利かないという風変わりの医院だ。院長の甲賀太一郎医師がこれまた一風変わっているためか、患者も金持ちや変わり種が多い。この医院に診察を求めてきた日本有数の大富豪・山城家の一人娘が、鶴岡八幡宮のぼんぼり祭の夜、身重の躰で誘拐された。偶然現場に居合わせた甲賀医師とナースの亜久良は否応なく事件の渦中へ!1億円の身代金を要求する犯人グループと、捜査陣の壮絶な戦いの中、次々に起こる殺人事件は、さらに奇怪な謎を深めていく。
◆二重底の殺人(南 英男・祥伝社)
 ある日突然、恋人の凌辱ビデオが非合法の事件屋多門のところへ送られてきた。それが事件の幕開けとなった。ビデオの次に切り落とされた恋人の耳が送りつけられ、解放と交換に〝大型スーパーの社長令嬢誘拐〟を多門は要求された。敵は何者なのか?なぜ多門に誘拐を?手掛りかりを求め焦慮する多門。事態はさらに悪化し、ついに恋人が惨殺された……。
◆愛国者の地雷(田中 光二・実業の日本社)
 地雷を運搬中の自衛隊のトラックが強盗に襲われ、トラックごと盗まれた。重大テロ事件の発生に、警視庁の秘密テロ対策部隊・SATが緊急出動。事件の背後には、太平洋戦争インパール作戦からの復員兵たちの連帯と、憂国の怒りがこめられていた。日本中が震撼するなか、盗まれた地雷の爆発の瞬間が刻々と迫る。
◆野望代議士(豊田 行二・祥伝社)
 国会の赤絨毯を踏みたい。野望に燃える若き県議・鳥原十三郎に突然チャンスが訪れた。急した派閥ボスの地盤を継ぎ、衆院選の最激戦区に打って出た鳥原は、土壇場の一票を稼ぐため有権者らに10台の女を宛がい、自らも美貌のウグイス嬢と密かな情事に耽る。デットヒートの末、鳥原は最下位で滑り込み、意気揚々と代議士生活を始めたが、思わぬ落とし穴が……。
◇鳴門秘帖2(吉川 英治・講談社)
 隠密の掟ゆえに、お千絵と弦之丞の恋は許されようもない。といって、お千絵に執拗につきまとう旅川周馬の邪恋は迷惑至極。弦之丞も家を捨て恋を捨て、一管の竹に漂泊の旅を重ねるが、お千絵への思いはきっぱり絶っているだろうか。その弦之丞に阿波二十五万石の存立にかかわる隠密の命令が下る。むろん、阿波藩士が手を拱いて待っている訳がない。弦之丞を取り巻く蜘蛛手の網。
◇秘する花(井川 香四郎・祥伝社)
 馬喰町から上州の駆け込み寺に向かったはずの女が、神楽坂の三日月坂で息絶えた。死因はわからず、爪が割れるほど土を掴んだ女の両手が無念さを物語っていた……。京に本店を構える刀剣鑑定で有名な「咲花堂」。その江戸店を任された上条倫太郎は女の死に疑念をいだく。刀剣や骨董を鑑定する倫太郎の鋭い眼が人の心の真贋をも見極める。
◆白骨温泉殺人事件(吉村 達也・KEIBUNSHA NOVELS)
 二月下旬、上高地入口の沢渡(サワンド)に住む友人に会うため、4WDで夜の雪道を行く警視庁捜査一課の夏目大介警部は、猛吹雪に巻き込まれ、冬季閉鎖中の山道に迷い込んだ。そこで彼は、吹きだまりに車ごと突っ込んで立ち往生している一人の女性に出会う。白骨温泉に向かう途中で道を間違えたという女を、大介は親切心から目的の宿まで送り届けることにした。だが、その翌朝、女の泊まった「白骨荘」で、露天風呂の白濁する湯の底に、着衣のままの男が沈むという事件が起こった……。
◆シクラメンと、見えない密室(柄刀 一・実業の日本社)
 扉をあけるとオジギソウが挨拶してくれる、花に彩られた喫茶店。美しくミステリアスな店主(ママ)とその娘が、悩める客が持ち込む謎を鮮やかに解き明かす。遠隔殺人、見えない密室、同時に4つの場所に出現した男……驚くべき不可解な現象の数々。その不可能が可能になるカタルシス。壮大な仕掛け。
◆松島・蔵王殺人事件(西村 京太郎・徳間書店)
 架空の世田谷区議の名刺を持った男の毒殺死体が上野公園で発見された。翌日、多摩川で見つかった女の絞殺死体からも架空の名刺が。宮城県松島の小笠原ゆきから「被害者は自分の叔母ではないか」という情報を得て現地へ向かった十津川警部と亀井刑事を待ち受けていた驚愕の展開は?
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Author:たけジャパン
<座右の銘>                   ・謙虚に/デシャバラナイ               ・素直に/ウラギラナイ                ・朗らかに/マエムキニ
<好きな事>                   ・小旅行                    ・ウォーキング
・読書
・サッカー
<性格>                     ・気まぐれだけど一直線

 




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