たけジャパンと右往左往・・・しま専科

趣味中心の日常生活を、勝手気ままに綴った自己満足の備忘録です。
2014/12/31

読みました

あんな本もこんな本も…読書三昧
好きな本を読んだ~読んだ~読みました
 定年退職し、毎日が日曜日。
 時間だけは、たっぷり出来ました。
 そこで図書館の会員になり、好きな本をたっぷり読むことにしました。
 好きなジャンルは、◆推理小説と◇時代小説
 脳の活性化でボケ防止を図ります。
 自宅から図書館までのおよそ2Kmを運動を兼ねて歩きます。
平成26年=159冊読みました
平成26年12月…11冊読みました(H26.12.31)>
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◆殺人山行 恐山(梓 林太郎・光文社)
 恋人の片桐三也子と訪れた恐山で、紫門一鬼は、身元不明の女性の絞殺死体と遭遇した。手がかりは、ワープロで打たれた一枚の名札。それには、東京の住所と「鳥羽尚策」という男の名前が記されていた。恐山の事件から半年後、槍ヶ岳の往還にある槍見河原でも、女性の絞殺死体が見つかった。山岳遭難救助隊員として現場に駆けつけた紫門は、恐山の事件と同様の名札を発見する。二つの事件を結ぶ接点は何か?警察の捜査が暗礁に乗り上げる中、紫門の調査が始まった。被害者の居住地である東京へ、そして、最初の事件現場である恐山へ。二人の女性はなぜ殺されたのか。ある一つの証言が、事件の真相を明らかにする!
◆多摩湖畔殺人事件(内田 康夫・KAPPA NOVELS)
 多摩湖畔で、橋本商事社長・橋本圭一の死体が見つかる。だが、橋本は、遠く離れた丹波篠山に商用で出向いていたはずだった……。さらに遺体から、謎の文字と〝寺〟と書かれたメモが見つかる。橋本の娘で車椅子の少女・千晶は、その明晰な推理力でメモの謎に挑む。懸命な千晶の姿が、やがて〝鬼〟と呼ばれる刑事・河内を突き動かす!二人の推理は、〝ハリのないハチ〟という不思議な言葉を浮かび上がらせるが……。
◆モロッコ水晶の謎(有栖川 有栖・講談社)
 推理作家・有栖川有栖の眼前で起きた毒殺事件に、臨床犯罪学者・火村英生が超絶倫理で挑む。 
◆女ひとり 人形の殺人(斎藤 栄・中央公論社)
 二階堂日美子は、従弟で関東新聞学芸部に勤める柏木太陽の「人形」取材に同行、二十年前に焼身自殺した名人形師・波川源次の娘かおるを訪ねた。かおるの姉二人はいずれも変死しており、彼女自身は盲目であった。次に会った元人形商の雨宮芳夫は、翌日に焼死、遺体から睡眠薬が検出される。これは波川源次と同じ死に方で、現場では鬼女面をつけた女が目撃された……。東京人形町、岡山人形峠、福岡人形原、妖美な人形が「人形」の地で引き起こす連続殺人!
◆「邪馬台国の謎」殺人事件(深谷 忠記・光文社)
 九州肥後市で、市長選候補者の大曾根英隆が毒殺された。遺跡群に建設予定の大レジャーランド推進派と真っ向対立していた大曾根だったが、彼は手帳に〝邪馬台国〟に関する奇妙なメモを残していた。大曾根は何を伝えたかったのか?熊本県警の菊池から相談を受けた警視庁の勝刑事は、15年前に起きた東京での心中事件を思い出した。それは、大曾根の姉・飛夢香(ヒムカ)が、邪馬台国研究家と密室状態の部屋で死んでいた事件だった。その当時から他殺の疑いを持ち続けていた勝は、壮と美緒の協力を得て、二つの事件の関連を追うが…新たな殺人が。事件の鍵は「魏志倭人伝」に!
◆汚染海域(西村 京太郎・徳間書店)
 一人の少女の自殺が、伊豆の漁村に公害騒動をもたらした。死の直前、その少女から救済の訴えを受けとっていた中原弁護士は、真相を探るため、油膜とヘドロの海を訪れる。が、そこで見たのは、目先の利益に躍る巨大企業と地元民、そして、公害調査に取組む高校教師・吉川と生徒たちの地道な活動だった。政府も渋々調査団を送りこむが、団長の冬木教授の他殺体が発見され、容疑者として吉川が拘留されたのだ。二人はかって師弟の関係にあったのだが……。中原は次第に、起業と調査団との黒い実態に迫っていったが!
◇暗殺列車・山本五十六抹殺(辻 真先・光文社)
 日米が戦うことなく、時は昭和三十年に至った。この年のある日、海軍大将・山本五十六は、東京と満州の新京を結ぶ弾丸列車「日の出」号の車上にあった。ソ連が虎視眈々と狙う極東の安定のため、蒋介石と周恩来の国共合作画策の訪満である。だが、山本の使命を邪魔せんものと、五十六殺害の命を受けたテロリストたちも列車に乗り込んだ。五十六を守る護衛役は、探偵・帆村荘六、腕利きの刑事、二人の女刑事たち。驀進する「日の出」号。やがて車内で起こった奇怪な殺人事件を皮切りに、刺客たちの魔手が殺到。危うし山本五十六!刺客たちの意外な正体。そして、あっと驚く大どんでん返し!
◆殺意の時刻表(斎藤 栄・徳間書店)
 県職員の三島は、知人の木の下から宝石投資の詐欺にあい、莫大な損失を受けた。一方、浪人中の息子が自殺未遂と、不幸が連続して三島家を見舞う。そんな中、木下と繋がる金融業者とその愛人、そして木下へと殺害の手が伸びる。◆日と水の踊り(斎藤 栄・廣済堂文庫)
 大学生の妹が一通の手紙を残して消えた!姉の静子は妹の失踪に「ピープ」という怪しげな店がからんでいることをつきとめるが、その店を探す折に、何者かの巧妙な罠に陥り、製氷工場へとはこばれて全裸のまま閉じ込められてしまう。
そこで静子は、水槽の中で氷漬けにされた妹の全裸死体を見つけて驚愕の思いに捉えられる。自分も妹と同じ運命を辿るのか?
◆横浜八景島殺人ワールド(斎藤 栄・ケイブンシャ文庫)
 柏木陽一は柏市の「鶴来総合病院」の院長。脳神経外科医で<対話による心理療法>の専門家。妹の二階堂日美子の紹介する守保党代議士棟方の娘和代との見合いで、秘書の浪川雪路と横浜の八景島へ出かけた。だが、そこでライバル政党幹事長の息子の死体が発見され、嫌疑は和代にかかってしまう。さらに第二の殺人が神戸で起こり事件は政争と愛憎が渦巻く複雑な展開に。
◆知床忍路殺人旅行(斎藤 栄・光文社文庫)
 かって鬼警部といわれた星月源吾は、定年退職後、札幌に居を構えた。ある日、東京での戦友会に出席するため源吾が、空港まで知人・沢村の車に同乗した。沢村は、七歳の孫娘・薫とディズニーランドに行くという。ところが薫が空港のトイレで何者かに誘拐される!源吾は犯人の車を追い、飛び回るが……。
平成26年11月…12冊読みました(H26.11.23)>
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◆天国からの銃弾(島田 荘司・KOBUNSHA NOVELS)
 聳え立つ富士を背景に、ソープランドの屋上に立つ自由の女神像…この超現実的な光景の虜になった男は、毎日写真を撮り続けた。ある日、女神の眼が異様に赤く光る瞬間があることに気付いたとき、男の平穏な日常を襲う衝撃的な事件が……。
◆捜査刑事(小林 久三・桃園書房)
 妻殺し容疑の男が無罪放免となったとたん、捜査に当たった刑事のところに、嫌がらせの電話が掛り、動物の死骸が送りつけられた。だが、事態はそれだけにとどまらなかった。男を逮捕した部長刑事が川で死体となって発見されたのだ。
※裏切りの追跡者(今野 敏・講談社) 
 比嘉たち4人のジャズプレーヤーの演奏を聴きに陳翔という中国人がやってきた。武術家でもある陳翔来日の真の目的は、天才空手家・比嘉と雌雄を決することだという。陳翔の行動に秘められた恐るべき謎とは何か?そしてついにテロリスト「ホワイト・タイガー」との息づまる決戦の日が来た!
◆三姉妹ふしぎな旅日記(赤川 次郎・講談社)
 三姉妹の乗る車が、謎の大爆破!そしてなぜか、爆発の衝撃によって、ヒトラー率いるナチスドイツへと時空を遡ってしまった!突然迷い込んだ異国の過去世界。そこで出会ったのは、権力に翻弄されながらも、正義を貫こうとする女子大生・ソフィアとその家族たち。友情と未来のため、三姉妹がとった行動とは?
◆試験に敗けない密室(高田 崇史・講談社)
 天才高校生・千波くんと、浪人生の〝八丁堀〟、慎之介の3人組が、土砂崩れで〝脱出不可能の十三塚村〟、〝神裁き土楼〟など、続々現れる密室の謎に挑む。
◆千利休殺人旅情(斎藤 栄・徳間書店)
 <ベル旅行社>のチーフプランナーである夏木梨香は、社長の増井から「演劇ツアー」の企画を立てるよう指示された。あれこれ悩んでいる梨香に、劇団<火の国>に所属している首藤加倫から、千利休の死を題材にした「寒梅」を観にきて、と頼まれた。姉の香奈と二人で観劇中、目の前の舞台上で、利休役の大友好次郎が日本刀で刺し殺されてしまった。香奈の夫は、ご存知、警察庁特殊捜査課の小早川警視。小早川の助力を得て、梨香と香奈の姉妹は犯人探しを始めるが……。
◆安芸の宮島殺意の杜(大谷 羊太郎・双葉社)
 早瀬里佳子の娘、藍子が置手紙を残し家出した。梨香子は藍子を探すうち、自分が若い頃熱烈なファンだった歌手、畑野峰夫と再会した。二十年以上前 の恋心が再び燃え始め、畑野に誘われるまま宮島の逢い引きの場所まで行ったが、近くで畑野の死体が発見され愕然となり……。
※影の凶器(梶山 季之・講談社)
 カラーテレビの開発をめぐって、激烈なスパイ合戦をくりかえす家電業界。そこにスパイの一匹狼が喰らいついた。片桐という青年で、アメリカ仕込の凄腕である。彼は企業の要衛にいる女性に着目、巧みな口説で次々と籠絡してゆく。女性こそ企業の凶器であった。
◆立山雷鳥殺人事件(梓 林太郎・徳間書店)
 立山を舞台にした連続テレビドラマの主役が松本市出身の女優・串田香緒里に決まったという。豊科署刑事・道原伝吉の諏訪署時代の後



平成26年=155冊読みました
平成26年12月…7冊読みました(H26.12.20)>
PB283255.jpg
◆殺人山行 恐山(梓 林太郎・光文社)
 恋人の片桐三也子と訪れた恐山で、紫門一鬼は、身元不明の女性の絞殺死体と遭遇した。手がかりは、ワープロで打たれた一枚の名札。それには、東京の住所と「鳥羽尚策」という男の名前が記されていた。恐山の事件から半年後、槍ヶ岳の往還にある槍見河原でも、女性の絞殺死体が見つかった。山岳遭難救助隊員として現場に駆けつけた紫門は、恐山の事件と同様の名札を発見する。二つの事件を結ぶ接点は何か?警察の捜査が暗礁に乗り上げる中、紫門の調査が始まった。被害者の居住地である東京へ、そして、最初の事件現場である恐山へ。二人の女性はなぜ殺されたのか。ある一つの証言が、事件の真相を明らかにする!
◆多摩湖畔殺人事件(内田 康夫・KAPPA NOVELS)
 多摩湖畔で、橋本商事社長・橋本圭一の死体が見つかる。だが、橋本は、遠く離れた丹波篠山に商用で出向いていたはずだった……。さらに遺体から、謎の文字と〝寺〟と書かれたメモが見つかる。橋本の娘で車椅子の少女・千晶は、その明晰な推理力でメモの謎に挑む。懸命な千晶の姿が、やがて〝鬼〟と呼ばれる刑事・河内を突き動かす!二人の推理は、〝ハリのないハチ〟という不思議な言葉を浮かび上がらせるが……。
◆モロッコ水晶の謎(有栖川 有栖・講談社)
 推理作家・有栖川有栖の眼前で起きた毒殺事件に、臨床犯罪学者・火村英生が超絶倫理で挑む。 
◆女ひとり 人形の殺人(斎藤 栄・中央公論社)
 二階堂日美子は、従弟で関東新聞学芸部に勤める柏木太陽の「人形」取材に同行、二十年前に焼身自殺した名人形師・波川源次の娘かおるを訪ねた。かおるの姉二人はいずれも変死しており、彼女自身は盲目であった。次に会った元人形商の雨宮芳夫は、翌日に焼死、遺体から睡眠薬が検出される。これは波川源次と同じ死に方で、現場では鬼女面をつけた女が目撃された……。東京人形町、岡山人形峠、福岡人形原、妖美な人形が「人形」の地で引き起こす連続殺人!
◆「邪馬台国の謎」殺人事件(深谷 忠記・光文社)
 九州肥後市で、市長選候補者の大曾根英隆が毒殺された。遺跡群に建設予定の大レジャーランド推進派と真っ向対立していた大曾根だったが、彼は手帳に〝邪馬台国〟に関する奇妙なメモを残していた。大曾根は何を伝えたかったのか?熊本県警の菊池から相談を受けた警視庁の勝刑事は、15年前に起きた東京での心中事件を思い出した。それは、大曾根の姉・飛夢香(ヒムカ)が、邪馬台国研究家と密室状態の部屋で死んでいた事件だった。その当時から他殺の疑いを持ち続けていた勝は、壮と美緒の協力を得て、二つの事件の関連を追うが…新たな殺人が。事件の鍵は「魏志倭人伝」に!
◆汚染海域(西村 京太郎・徳間書店)
 一人の少女の自殺が、伊豆の漁村に公害騒動をもたらした。死の直前、その少女から救済の訴えを受けとっていた中原弁護士は、真相を探るため、油膜とヘドロの海を訪れる。が、そこで見たのは、目先の利益に躍る巨大企業と地元民、そして、公害調査に取組む高校教師・吉川と生徒たちの地道な活動だった。政府も渋々調査団を送りこむが、団長の冬木教授の他殺体が発見され、容疑者として吉川が拘留されたのだ。二人はかって師弟の関係にあったのだが……。中原は次第に、起業と調査団との黒い実態に迫っていったが!
◇暗殺列車・山本五十六抹殺(辻 真先・光文社)
 日米が戦うことなく、時は昭和三十年に至った。この年のある日、海軍大将・山本五十六は、東京と満州の新京を結ぶ弾丸列車「日の出」号の車上にあった。ソ連が虎視眈々と狙う極東の安定のため、蒋介石と周恩来の国共合作画策の訪満である。だが、山本の使命を邪魔せんものと、五十六殺害の命を受けたテロリストたちも列車に乗り込んだ。五十六を守る護衛役は、探偵・帆村荘六、腕利きの刑事、二人の女刑事たち。驀進する「日の出」号。やがて車内で起こった奇怪な殺人事件を皮切りに、刺客たちの魔手が殺到。危うし山本五十六!刺客たちの意外な正体。そして、あっと驚く大どんでん返し!【借用中・・・4冊(H26.12.20)】
◆殺意の時刻表(斎藤 栄・徳間書店)
 県職員の三島は、知人の木の下から宝石投資の詐欺にあい、莫大な損失を受けた。一方、浪人中の息子が自殺未遂と、不幸が連続して三島家を見舞う。そんな中、木下と繋がる金融業者とその愛人、そして木下へと殺害の手が伸びる。◆日と水の踊り(斎藤 栄・廣済堂文庫)
 大学生の妹が一通の手紙を残して消えた!姉の静子は妹の失踪に「ピープ」という怪しげな店がからんでいることをつきとめるが、その店を探す折に、何者かの巧妙な罠に陥り、製氷工場へとはこばれて全裸のまま閉じ込められてしまう。
そこで静子は、水槽の中で氷漬けにされた妹の全裸死体を見つけて驚愕の思いに捉えられる。自分も妹と同じ運命を辿るのか?
◆横浜八景島殺人ワールド(斎藤 栄・ケイブンシャ文庫)
 柏木陽一は柏市の「鶴来総合病院」の院長。脳神経外科医で<対話による心理療法>の専門家。妹の二階堂日美子の紹介する守保党代議士棟方の娘和代との見合いで、秘書の浪川雪路と横浜の八景島へ出かけた。だが、そこでライバル政党幹事長の息子の死体が発見され、嫌疑は和代にかかってしまう。さらに第二の殺人が神戸で起こり事件は政争と愛憎が渦巻く複雑な展開に。
◆知床忍路殺人旅行(斎藤 栄・光文社文庫)
 かって鬼警部といわれた星月源吾は、定年退職後、札幌に居を構えた。ある日、東京での戦友会に出席するため源吾が、空港まで知人・沢村の車に同乗した。沢村は、七歳の孫娘・薫とディズニーランドに行くという。ところが薫が空港のトイレで何者かに誘拐される!源吾は犯人の車を追い、飛び回るが……。
平成26年11月…12冊読みました(H26.11.23)>
PA253946.jpg
◆天国からの銃弾(島田 荘司・KOBUNSHA NOVELS)
 聳え立つ富士を背景に、ソープランドの屋上に立つ自由の女神像…この超現実的な光景の虜になった男は、毎日写真を撮り続けた。ある日、女神の眼が異様に赤く光る瞬間があることに気付いたとき、男の平穏な日常を襲う衝撃的な事件が……。
◆捜査刑事(小林 久三・桃園書房)
 妻殺し容疑の男が無罪放免となったとたん、捜査に当たった刑事のところに、嫌がらせの電話が掛り、動物の死骸が送りつけられた。だが、事態はそれだけにとどまらなかった。男を逮捕した部長刑事が川で死体となって発見されたのだ。
※裏切りの追跡者(今野 敏・講談社) 
 比嘉たち4人のジャズプレーヤーの演奏を聴きに陳翔という中国人がやってきた。武術家でもある陳翔来日の真の目的は、天才空手家・比嘉と雌雄を決することだという。陳翔の行動に秘められた恐るべき謎とは何か?そしてついにテロリスト「ホワイト・タイガー」との息づまる決戦の日が来た!
◆三姉妹ふしぎな旅日記(赤川 次郎・講談社)
 三姉妹の乗る車が、謎の大爆破!そしてなぜか、爆発の衝撃によって、ヒトラー率いるナチスドイツへと時空を遡ってしまった!突然迷い込んだ異国の過去世界。そこで出会ったのは、権力に翻弄されながらも、正義を貫こうとする女子大生・ソフィアとその家族たち。友情と未来のため、三姉妹がとった行動とは?
◆試験に敗けない密室(高田 崇史・講談社)
 天才高校生・千波くんと、浪人生の〝八丁堀〟、慎之介の3人組が、土砂崩れで〝脱出不可能の十三塚村〟、〝神裁き土楼〟など、続々現れる密室の謎に挑む。
◆千利休殺人旅情(斎藤 栄・徳間書店)
 <ベル旅行社>のチーフプランナーである夏木梨香は、社長の増井から「演劇ツアー」の企画を立てるよう指示された。あれこれ悩んでいる梨香に、劇団<火の国>に所属している首藤加倫から、千利休の死を題材にした「寒梅」を観にきて、と頼まれた。姉の香奈と二人で観劇中、目の前の舞台上で、利休役の大友好次郎が日本刀で刺し殺されてしまった。香奈の夫は、ご存知、警察庁特殊捜査課の小早川警視。小早川の助力を得て、梨香と香奈の姉妹は犯人探しを始めるが……。
◆安芸の宮島殺意の杜(大谷 羊太郎・双葉社)
 早瀬里佳子の娘、藍子が置手紙を残し家出した。梨香子は藍子を探すうち、自分が若い頃熱烈なファンだった歌手、畑野峰夫と再会した。二十年以上前 の恋心が再び燃え始め、畑野に誘われるまま宮島の逢い引きの場所まで行ったが、近くで畑野の死体が発見され愕然となり……。
※影の凶器(梶山 季之・講談社)
 カラーテレビの開発をめぐって、激烈なスパイ合戦をくりかえす家電業界。そこにスパイの一匹狼が喰らいついた。片桐という青年で、アメリカ仕込の凄腕である。彼は企業の要衛にいる女性に着目、巧みな口説で次々と籠絡してゆく。女性こそ企業の凶器であった。
◆立山雷鳥殺人事件(梓 林太郎・徳間書店)
 立山を舞台にした連続テレビドラマの主役が松本市出身の女優・串田香緒里に決まったという。豊科署刑事・道原伝吉の諏訪署時代の後輩の妹だ。ところが9月下旬、雷鳥沢で撮影中に、香緒里が行方不明になった。当日現地では初雪が舞ったという。大町署に協力して、道原伝吉も捜索に加わることになった。しかし香緒里は凍死体で発見。遺体には殴られた跡があり、他殺と断定された。彼女はそれ以前にも、登山中に突き落とされかけたことがあったと判明。痴情や怨恨の線を探るうち、第二の殺人事件も発生……。悲劇の原因は?
◆13人目の探偵士(山口 雅也・講談社)
 奇妙な童謡どおり探偵ばかりを次々襲う殺人鬼〝猫〟による残忍で狡猾な殺人事件。密室の中には喉を斬られた偉大な探偵皇と記憶喪失の男。血文字の伝言(ダイイングメッセージ)は、何を語る?現場から消えた謎の凶器とは。ミッシング・リンクの連続殺人、アリバイ崩し、探偵士とパンク刑事たちによる推理合戦が始まった。
◆密告旅行(斎藤 栄・光文社)
 鶴来(ツルギ)総合病院の柏木院長は、交通事故で緊急入院した男から、とんでもない依頼を受けた。男は国会議員・岡島光男の秘書だったが、岡島が不正に儲けた百億円の現金を見つけてほしいという。岡島はアメリカで受けた椎間板ヘルニアの手術が失敗し、現在、車椅子生活を送り、主治医を探していた。柏木院長は真相を暴こうと、策を弄して岡島に近づき、治療のための旅行に同行することに成功!ところが、岡島の車にには怪しい尾行が……。
◆納沙布・死の霧笛(吉岡 道夫・双葉社)
 東京の高級住宅地・自由が丘にマンション一棟を所有している29歳の笹岡夏美が自室で、下着も着けず裸同然の姿で殺された。その後千葉県市川市で中年の女性書家・木村初江が殺されているのをフリーライターの叶雅之が発見した。殺された二人は叔母姪の関係で犯人は同一と推測された。叶は事件のひと月ほど前、霧深い納沙布岬で偶然出会った女性に強く印象づけられていたが、その女性によく似たひとが被害者が身近におり、事件と何らかの関係があるように思われてならなかった。
平成26年10月…11冊読みました(H26.10.31)>
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◆謎解き道中(鯨 統一郎・NON NOVELS)
 京でも賢才の誉れ高い建仁寺の小坊主・一休。問注所検使官の新右衛門、建仁寺に寄宿する少女・茜と共に行方不明となっていた茜の両親を探す旅に出た。難波、大和、伊勢―だが三人を旅路で待ち受けていたのは、不可思議な事件だった。進入不可能の禅寺で起きた密室殺人、崖の上に立つ屋敷の焼失……。冴え渡る一休のとんち推理!やがて、茜の生まれ故郷・武蔵に迫った時、彼らを待ち受けていた驚愕の事実とは?
◆上越新幹線信濃川殺人事件(西村 京太郎・NON NOVELS)
 上越新幹線(あさひ326号)が東京駅のホームに着いて間もなく、トイレのゴミ箱から男性の右足が発見された。バラバラ殺人とみた警察が、早速捜査を開始したが、その頃、遠く離れた大阪駅で血塗れの左足が見つかった。それはどうやら新潟発の〈雷鳥42号〉で運ばれてきたものだった。そして二つの列車の始発となる新潟市を流れる信濃川で両足を切断された男の死体が……。
◇関ヶ原争乱録・廻天の掟Ⅰ(尾山 晴紀・歴史群像新書)
 ……されど気になる。
 吉継は三成を見た。
 伏見城や田辺城、伊勢平定に関しては不意をつけた我ら西軍に利があった。
 だが、輝元出馬の一件はそうではない。
 相手は奥向き、淀の様方相手。戦いとは勝手が違う。
 それが、三成とは思えぬ手練手管を使っての説得。
 とても、三成の頭から出た術策とは思えぬ。誰かの入れ時知恵か?
 吉継の疑問、それは家康と同じものだった。
◇関ヶ原争乱録・廻天の掟Ⅱ(尾山 晴紀・歴史群像新書)
 「なぜ、乱世を望む?」
 「残念ながらお答えできませぬ。……私も父の真意を聞いておりませぬゆえ。ただ、父昌幸は、己の大望を真っすぐに目指してござる」
 「……」
 「そして一言、三成殿の望みと反する、とさびしげに言ったことがござります」
 そう言った信繁は頭を下げた。もはや信繁から聞くことはなかった。 
◆神話列車殺人事件(西村 京太郎・KOBUNSHA BUNKO)
 私立探偵社に勤める日高健介は、妻の亜木子が新婚旅行の地としてなぜ九州の高千穂を選んだのか、わからずにいた。間もなく終点、その時亜木子は席を立った。列車は高さ105メートルの鉄橋を渡り、トンネルを抜けて駅に着いた。だが、亜木子は、そのまま夫の前から姿を消してしまった……。神話の地を舞台に、謎を乗せて列車は走る。
◆精神分析殺人事件(森村 誠一・角川文庫)
 「また宿題をやってこなかったのね!」若い女教師中原みどりの怒りが爆発した。彼女は、クラスの中でいつも一人だけ反抗的なその少年の頬を激しく打った。だが、少年はたじろぐどこか、逆に燃えるような挑戦的な眼差しで彼女を見返した。数日後、埼玉県K市郊外の桑畑で中原の死体が発見された。腹部に受けた二箇所の創傷が致命傷である。捜査線上に例の少年が浮かびあがり、彼の部屋の縁の下から、血のついた小刀が発見された。さらに少年の、ミドリ色の昆虫に限って切きざむ奇癖が明るみに出たのである……。 
◆二つの陰画(仁木 悦子・講談社文庫)
 高利貸しでバッチリ貯めこんでいたアパート「万寿美荘」の女経営者が密室で殺され、しかも遺言状が指名した遺産相続人はまったく赤の他人だった! 建介・知子新婚素人探偵が犯人探しに乗り出すが、アパートの住人の誰もが暗い動機を抱いていて……そしてまた!
◆嫉妬(藤本 義一・徳間文庫)
 結婚して五年、夫の高志が初めて帰宅しなかった。そして姿津子にもたらせれた知らせは、夫の死であった。しかも心中だという。相手は恒久クラブの「紫苑」のママ扶美子。そして扶美子だけ生き残った。強い疑惑を抱いた姿津子は、事件に真相を調べるために、ホステスとして「紫苑」に入りこんだが……。
◇戦国風雲録(縄田 一男・時代小説文庫)
 馬を鍛え、槍を研ぎ、知謀・策略を持って敵を倒す。胸の底からわき上がる何かに突き動かされるように、下剋上、権謀術数渦巻く乱世を、熱き情熱を持って己の夢に向かって生きた男たちの姿。
◆尾瀬殺人湿原(梓 林太郎・日本文芸社)
 尾瀬で消息を絶った槇未弥子。彼女の安否を気遣う恋人から相談を受けた警視庁捜査一課の荒竹刑事は、捜査を手伝うが、やがて沼畔で二対の変死体が発見される。被害者は未弥子と、同時期に失踪した野中亜紀で、遺体はそれぞれ首のところで切断されていた。されに三年前、付近で未弥子の元恋人が遭難死したことが判明し…。
◆神は裁かない(清水 一行・集英社文庫)
 ノブに手をかける。ドアが開く。女の部屋のベットに夫が……。怪電話の通告で夫の情事を目撃した柳子は、翌朝、自分の隣に夫が死んでいるのを発見した。〝殺したのは私〟錯乱する柳子に弟の徹夫は疑惑を感じる。同じ地区内の医院に連続して起こる誘拐、医師の事故死をめぐって外科医徹夫の推理は冴える。
平成26年9月…16冊読みました(H26.9.30)>
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◆覆面作家の夢の家(北村 薫・C★NOVELS)
 天国的な美貌と頭脳そして財力の持ち主であるお嬢様は、作家であり、名探偵。その推理力を見込んで、先輩作家から「殺人のないダイイング・メッセージ」を解いてほしいと依頼が来た。ドールハウスの中、心臓を射抜かれて死んだ男が書き残した「恨」の一文字のその意味は?
◆「冬の蝶」殺人事件(木谷 恭介・JOY NOVELS)
 商社勤めの西野奈穂の父・信宏は、医療機器販売会社の東京支社長だったが、温泉で起きた社内セクハラ事件の責任を取らされ、京都へ左遷させられる。ところが赴任先へは到着せず、行方不明となり、1週間後、静岡県袋井市の峠で死体となって発見される。信宏は以前から、車内の派閥抗争に巻き込まれていた。奈穂は宮之原警部とともに謎を追ううち、高額のリベートが飛び交う業界の暗部を見せつけられることに。政官界を巻き込んでの闇の暴力に対し、宮之原警部が懇親の力をこめて闘う。
◆淡路いにしえ殺人事件(木谷 恭介・KOFUSHA★NOVELS)
 製薬関係者で賑わう銀座のクラブ志筑の客で、医療機器メーカーの研究所に勤め、国から研究開発費が出るほど注目されている新進の学者・森中が特殊な凶器で首を斬られて殺され……深夜の銀座・虚飾の密室に〝だんじり唄〟が流れて!淡路の人形浄瑠璃再興の夢に賭ける笹野夕子の情熱に動かされて、名警部・宮之原の推理が連続殺人の闇を裂き白日の下に晒す。
◆函館・江差旅情殺人(斎藤 栄・JOY NOVELS)
 凶暴な宝石強盗団を追う捜査陣の中で、新たに被害者が出た。鎌倉署の後藤部長刑事が函館で犯人に狙撃されたのだ。後藤刑事と親しい二階堂警視と日美子は、すぐに北海道に飛んだ。そこで事件は意外な展開を示し、日美子は単独で事件の真相に迫ろうと決意する。夫二階堂の了解を得て、日美子は事件の核心に近づいて行くが、そこで彼女を待っていてものは、恐るべき犯罪集団の魔手だった!
◆天使はモップを持って(近藤 史恵・JOY NOVELS)
 オペレータールームに配属された梶本大介。その社内では奇妙な事件が発生する。書類紛失、保険外交員墜死、マルチ商法勧誘社員の台頭、派遣社員の突然の昏倒、ロッカールームの泥棒、切り裂かれた部長のぬいぐるみ、黒い液体で汚されたトイレ。オフィスを騒がす様々な<日常の謎>を女性清掃作業員のキリコがたちまちクリーンにする。
◆みちのく蕎麦街道殺人事件(金久保 茂樹・NON NOVELS)
 女性誌の企画で山形・蕎麦街道を訪れていた取材陣七名は驚愕した。投宿した温泉旅館からほど近い河原で、本来彼らと同行するはずだった料理評論家中村の他殺体が発見されたのだ。七名のアリバイは?写真記者の夏樹優一郎は、中村と確執のあった号は胃評論家を疑うが、彼には完璧なる不在証明があった。やがて、〝不可能殺人〟を解き明かす糸口が見えてきたとき、夏樹を驚倒させる新たな事件が…。
◆京都発ひかり252号の死角(草川 隆・RIPPU NOVELS)
 「京都発15時21分、ひかり252号で帰京する」という連絡後、失踪した神谷が静岡で死体となっていた。続いて有力容疑者が事故死。捜査人は翻弄された。京都ー静岡ー東京を結ぶ驚愕のアリバイ耕作とは?
◆寝台特急で消えた女(草川隆・BIG BOOKS)
 東京=宮崎を結ぶブルートレイン富士の個室寝台で、人気少女漫画が忽然と姿を消した!そのベットには血痕が残されており、彼女はかなりの傷を追って途中下車したものと思われたが、乗務員も乗客も誰一人として目撃者はいなかった。いったい彼女はどこへ消えたのか?だが、翌日、別府の金竜地獄のお湯の中から彼女の生首が発見され、隣の白池地獄では右手が発見されたのだ。猟奇的なバラバラ殺人に警察は目の色を変えたが、犯人も犯行の動機も手口も謎に包まれていた。
◆殺人山行八ケ岳(梓 林太郎・KAPPA NOVELS)
 愛人の筒石穂波から夫殺しを依頼された宮島高明。八ケ岳登山中に転落死を装った犯行を試みるが相手の反撃にあい、失敗、反対に自分が尾根から転落してしまった。病院に運び込まれた宮崎は、穂波に計画失敗を告げるが、なぜか穂波の夫はその直後から行方不明に……?八ケ岳の尾根で予期せぬ何が起こったのか?消えた穂波の夫の行方は?山稜の殺意が一点に収束したときある意外な事実が浮かび上がった!
◆かぐや姫の里殺人事件(和久 峻三・KADOKAWA NOVELS)
 竹の寺、直指庵、野宮神社、嵯峨野でも竹林の多いこの三つの寺社近辺で、三人の女性がたて続けに殺害された。彼女たちには共通のニックネームがあり、その名もかぐや姫。事件の報告を受けながら、赤かぶ検事は奇妙なことに気づいた。三つの事件にはそれぞれ第三者の目撃証人がいるのに、死体は直後、煙のように消えていることである。やがて三人の被害者に密接な関係のある男が有力な容疑者として捜査線上に浮かびあがってきた。だがその男は法律を知りつくした弁護士で、勿論完璧なアリバイを備えていた。
◆夜会(赤川 次郎・TOKUMA NOVELS)
 沢井聡子は中学三年の十五才で、世界水泳選手権大会の女子百メートル自由形で優勝。その日から三年、練習と大会の連続に疲れ、コーチや家族の前から姿を消すが、川に落ち溺れかけた十三歳の少年安永正敏を救う。正敏の母輝子に誘われ東京の豪邸に向かうが、〝正敏を助けたことを、あなたは悔みますよ〟と不気味な電話が。私立女子高校二年の佐山清美と間宮しのぶの援助交際が、無残な形になった。男と部屋に入ったしのぶが、直後に広場で焼身自殺をしたのだ……。二つの事件が正敏の誕生パーティー<夜会>で頂点に達した。
◆太陽と砂(西村 京太郎・KODANSHA NOVELS)
 一人は能楽師。もう一人は、アフリカの砂漠改造プロジェクトに参加する技師。親友でありながら、対照的な生き方を選んだ男二人を、加代子は同時に愛してしまう。三人はそれぞれに、伝統への不信、科学への懐疑、愛の不確かさに、悩み、ゆらぐ。 
◆長野新幹線の奇妙な犯罪(西村 京太郎・講談社NOVELS)
 東京、横浜、松江で資産家を狙った高額身代金目的の誘拐事件が発生!いずれも犯人は身代金を手に入れ、人質は解放された。警視庁の十津川警部は、両県警と連携し、身代金の金額と資産家たちが営む企業利益との奇妙な共通点に注目。被害者周辺に群馬県安中市にかかわる人物が必ずいると知った十津川警部らは、長野新幹線で安中榛名へ向かう!犯人は同一人物か?高額身代金の理由は?
◇異説太閤記Ⅰ大返し成らず(久住 隅苅・歴史群像新書)
 「人は時に、地に這いつくばってでも生きねばならず、そして時に、命を捨ててでも立ち上がらねばならぬ」秀吉は表情を変えず、一人一人の顔を頼もしそうに眺め続けた。「ここ三年の苦労のおかげで、わしは天下統一の家臣たちに恵まれた。今はそれを、わしだけが存じておる。どうせ死ぬなら、わしがどれほどの幸せ者であったか、せめてそれを天下に知らしめてから、死にたい。皆、存分におのれの才を世に示すのだ。よろしく頼む」家臣たちへ真摯に頭を下げ、平伏する秀吉を、皆は立ったまま呆然と見詰めた。長く苦しい戦いが、ここから幕を開けた。 
◇異説太閤記Ⅱ両虎、相食む(久住 隅苅・歴史群像新書)
 「敵は崩れたぞ!押し潰せい!」しゃがみこんだまま敵の銃撃に耐えるだけだった羽柴勢は、弾けるように突進し、敵の鉄砲衆を秀吉の言葉通リ、押し潰した。秀吉は古墳群に兵糧と玉薬を運び込み、鉄砲衆二千を配して、即席の砦としていた。特に巨大な応神天皇陵へは、千を越す鉄砲衆が詰めている。木々の緑に隠蔽された鉄砲衆は、味方の前進する先へ向け、一方的な射撃を続けた。手はず通り、いったん南へ後退していた鉄砲衆も北へ動き、滝川勢への射撃を始める。みずからを守る盾を急に奪われた滝川勢は、数で優っている事実を忘れ、安全と思われる北側へ、雪崩を打って逃げ始めた。彼らは橋を渡ろうとして筒井勢と押し合いになり、諸共に撃たれるだろう。
◇異説太閤記Ⅲ天下静謐(久住 隅苅・歴史群像新書)
 「わしが大津にいる。徳川は、いかほどの兵を回すだろうな」「はあ」「徳川の全軍十二万として、ぬしならどうする」「大津を落とせばいくさは終わりでしょう」「徳川は、そう考えるわな」「ならば十万でも」「ならば、わしの勝ちだ。逆に一万・二万で囲まれるなら、徳川が勝つだろう」「大津を落とし、殿を討ち果たせば、この上なき大手柄。誰もが大津を攻めたいでしょうに、一万・二万ですか?」「だから、わしが勝つ。すこしはわかるか」
平成26年8月…13冊読みました(H26.8.31)>
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◆クイーンズスクエア横浜のロリス(斎藤 栄・JOY NOVELS)
 横浜の古びたホテルの解体工事現場で、一人の青年の死体が発見された。背中にナイフの刺し傷があったことなどから、警察は殺人事件と断定、捜査に入った。一度だけだが被害者を見かけ強い印象を持った柏木太陽も、独自のルートで犯人を追及する。取材を進めるうち、太陽は犯行動機のある三人の怪しい人物に遭遇した。その三人の男女こそ……?
◆虐殺(斎藤 栄・KAPPA NOVELS)
 六甲山中を特別巡回中のパトロール隊が、谷底で幼女の首なし死体を発見した。遺体にはむごい凌辱の跡が……。兵庫県特命刑事調査官・二階堂警視は、極秘捜査をの命を受け、全国の行方不明幼女を照会。被害者は、鎌倉市腰越で四日前に行方不明になった幼女と判明した。二階堂は、今回の事件は、特殊な病的事件・機械文明に耐えられなくなった〝犠牲者〟による病的快楽殺人の可能性があると直感した。
◆成りすまし(柊 治郎・TOKUMA NOVELS)
 60億円もの横領容疑で指名手配を受けていた男が逃亡先の韓国・ソウルで刺殺された。定年後の有り余る時間を持て余していた元大阪府警警備部外事課の捜査員・水島智五郎は事件に巻き込まれた現職の刑事から話を聞き、渡りに船とばかり真相究明に乗り出す。被害者の身辺を調査していくうちに水島は、戸籍を奪って日本人に成りすましている北朝鮮工作員の存在を突き止める。しかし操作に対する圧力が上層部からかかり、直後、刑事のひとりが殺され、水島も命を狙われる。事件の奥深さを知った水島はかっての仲間を集めて反撃に出る。元公安刑事たちは死力を尽くした戦いの末、ついに大物工作員を追いつめていく!
◆隣り合わせの殺意(西村 京太郎・TOKUMA NOVELS)
 マンション横のゴミ置場でゴミ袋を食い破っていた野良猫が、眼の前で何かをくわえた。何気なく眼をやった途端、小川久仁子は顔色を変えた。(人間の指?)月刊誌の記者である夫に相談したが、半信半疑の様子だ。そこで久仁子は近くの病院を当たるが、指を切り落としたという患者はいなかった。黒猫のほうを探ってみると、四一〇号室の若い男性がこっそり買っているという話が……。
◆北リアス線の天使(西村 京太郎・KAPPA NOVELS)
 末期ガンを患う西洋画の大家・篠崎源一郎が、入院先の病院から失踪した。三陸鉄道北リアス線のレトロ列車に乗って、久慈から、宮古へ。看護婦の田代由美子の献身的な協力を得て、生涯最後の大作を描くために、三陸の浄土ヶ浜に向かったのだ。精力的な創作活動を続ける篠崎の前に現れた私立探偵が、東京で殺され、事件の真相を追って、十津川警部が三陸に跳んだ!篠崎の妻・昌子、モデルとなった美少女・亜里砂、そして画商・花井久美。篠崎を巡る女たちの怪しい行動はなぜなのか?
◆ユウ(清涼院 流水・幻冬舎ノヴェルス)
 RRRRR(ルルルルル)『木村さん、今、ご覧になっていますかは?おめでとうございます!』ブラウン管越しに手を振る人気TV番組『ゴールデンU』の司会者。何のことだかわからない。応募した憶えのない自分の「人間CM」が目の前で放映され、しかもベスト・インパクト賞に選ばれてしまった。あの「木村彰一さん」は誰だ?今年も木村彰一は珍妙な事件に出くわした。
◆消えた五億円(宗田 理・ハルキノベルス)
 「私にとって、これはまさに大魔術としかいえません」アイデア賞品「省エネ装置」を開発して、戦後莫大な富を得た沖縄出身の企業家慶良間盛昇(ケラマ セイショウ)は、巧妙な株操作で隠蔽の大舞台をはった、山叶(サンキョウ)証券営業部長布目昭栄(ヌノメ ショウエイ)の手もすり抜けて。五百億円もの大金は、どのようにして、誰の手に渡ってしまったのか?
◆天草御所浦殺人事件(木谷 恭介・ハルキノベルス)
 愛媛県警の刑事・大鷹鬼平はプライベートでの旅の途中、天草の玄関口である三角で八尋雪枝と名乗る女性と出会った。雪枝は、御所浦でフグ養殖を営む家へ嫁いだ友人に会いに行くという。だが、鬼平と同宿した旅館で、友人の夫に呼び出された雪枝が行方不明に。翌日、絞殺体となって海で発見される雪枝。地元で浮かび上がるトラフグの養殖で使用されたホルマリンによる被害の実態。さらに、東京で農林水産審議官が殺されたとの情報が入ってきた。警察庁広域捜査官の宮之原警部に協力を要請した鬼平は、雪枝の死の真相を追うが……。
◆加賀百万石伝説殺人事件(木谷 恭介・ハルキ ノベルス)
 石川県警捜査一課の住之江紗代は、沢口金箔の元社長夫人である沢口佳子から、奇妙な相談を受けた。数ヶ月前に交通事故で亡くなった夫と同乗者に、六十億円もの保険金がかけられていたというのだ。保険金の受取人は、会社であったが、現金は他人に渡ってしまっている。沢口社長の死は、交通事故ではなく、保険金殺人だったのか?逢い捜査の必要性を感じた紗代は、上司へとぶつけるが、署内には紗代を牽制する動きが……・孤立無援の状況になった紗代は、警察庁広域捜査官の宮之原警部に協力を要請するが……。
◇覇王信長伝・家康反逆編(佐藤 大輔・KKベストセラーズ)
 天正10年6月2日未明に勃発した「本能寺の変」は世の知るところであり、明智光秀の謀反によって織田信長が抱いていた天下統一の大いなる野望は、自らはなった紅蓮の炎とともに燃えつきてしまった。
 だが、もしも光秀の企てが直前にもれていたとしたら……。戦国の世は果たしてどうなっていたのか?
◆仙山線殺人事件(津村 秀介・BIG BOOKS)
 将棋の世界では、現金を賭けて対局する者を真剣師と呼んでいる。その大金の動く真剣師の大会が、関西の宝塚温泉と、東北の仙台・天童で開催され、横浜に住む四人の真剣師は、二手に分かれてそれぞれに出場した。だが、東北に向かった二人は山形と仙台のホテルで同日、全く同じ手口で何者かに殺害された。そして、二つの事件が仙山線で結ばれた時、双方の被害者が互いに容疑者という奇妙な関係ができてしまった。
◆三河伊良湖殺意の岬(大谷 羊太郎・FUTABA NOVELS)
 クラブホステスだった飛山初絵は、老資産家と結婚後、夫を殺害して莫大な遺産を手に入れた。しかし三年後、殺人を依頼した男から恐喝され、第二の殺人を企てる。冷酷無情な悪女、夫の暴力に耐えしのぶ人妻、犯人探しに執念を燃やす令嬢。三人の女性が織りなす人間模様が事件をより複雑にする。
◆京都駅0番線ホームの危険な乗客たち(西村 京太郎・カドカワ エンタテイメント)
 交通事故で死亡した女性の財布に残されていた新聞広告の切り抜きには、暗号めいた数字が記されていた。十津川警部は、この切り抜きに隠された国家を揺るがす犯行計画に気づく。それは、首相と総務大臣が首相公邸で死亡するという、5年前に起こった異常な事件に端を発していた。一方、京都駅の0番線ホームには、新聞広告を目にした犯人グループのメンバーが集結し始めていた。夜行寝台特急に乗り込んだ彼らの緻密な犯行計画とは?そして上野から札幌に向かう豪華特急「カシオペア」の車中で、十津川警部と犯人グループの息詰まる攻防が始まる!
平成26年7月…13冊読みました(H26.7.31)>
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◇覇王・信長戦記Ⅰ(名村 烈・コスミック出版)
 天文17年(1548)、尾張の大うつけとまで言われた織田信長に、美濃斎藤道三の愛娘・帰蝶(濃姫)が嫁いできた。それから8年。斎藤道三の息子であった土岐義龍は1万2000名余の兵を率いて、道三に対し反旗を翻した。信長は道三を救うため、わずか5000名の手勢で美濃の地に進む。農姫の機転と、木下藤吉郎、滝川一益らの活躍により、首尾よく義龍軍を破ったが、義龍を撮り逃してしまう。義龍の落ちた先は、武田、北条と三国同盟を結ぶ三河の今川義元。一転して存亡の危機に立たされてしまった信長は、越後の雄・長尾景虎(上杉謙信)を自ら訪ね、同盟を結ぶ。弘治3年(1557)、ついに三国同盟は動き出した。武田が北条と呼応して、越後に攻め込んだのである。これに対して信長は全面参戦を決める。しかし、相手は、最強の騎馬軍団を持つ戦後者の武田信玄。はたして信長に勝機はあるのか?
◇覇王・信長戦記Ⅱ(名村 烈・コスミック出版)
 弘治3年4月、戦局はついに動き出した。松本平を出発した武田信玄本体が、千国街道を糸魚川に向かって北上しはじめたのだ。信玄の動きを知った織田信長は、留守部隊が守る深志城(松本城)の攻略に成功する。一方、青木湖畔に贈った木下藤吉郎と滝川一益の鉄砲隊の奇襲が功を奏し、信玄は負傷、武田軍団は甲斐にひきかえしはじめた。信長の要請を受け、急ぎ善光寺から駆けつけた長尾景虎と共に、永尾・織田連合軍は武田軍団を追撃し、殱滅。武田・北条・今川の三家六ケ国同盟に初めて楔が打ち込まれた瞬間だった。だが、景虎の領国・えとごに背後から忍び寄っていたのは、北条氏康五万。信長の正室・濃姫とその妹・雪姫の巴御前如き活躍に助けられ勝機を物にしてきた長尾・織田連合軍だが、その兵力は二万。乾坤一擲の決戦を挑むべく、日本海柏崎に向かった信長の前に立ちこめる戦雲の行方や如何に?
◆十津川警部幻想の天橋立(西村 京太郎・集英社)
 京都・宮津の中西建設屋上で見つかった風船に〝東京の病院で監禁されているので助けて欲しい〟という女性の手紙が結ばれていた。興味を持った社長の中西は、阿部探偵事務所に調査を依頼。阿部は、東京中の病院に探りを入れるが、手がjかりがないまま、第二の風船が天橋立の展望台で拾われ……。やがて、監禁に絡んでいると思われた家が炎上し、お抱え運転手が殺される。この殺人と監禁に関連があるとみた十津川警部は、宮津へ。
◆京都感情案内・上(西村 京太郎・C★NOVELS)
 京都で一年間遊んで来い……アパレルメーカーの社長である父親から、ポンと1億円を渡された平松宏は、3月のある日、京都へやってきた。京都の文化・伝統を存分に体験してから、自分の跡をを継いでほしい、という親心であった。平松は祇園甲部の芸妓・小万や弁護士の葛西、骨董の目利き「後楽先生」、経歴不明の実力者・五条実篤らと知り合う。4月3日、平松は小万から「都おどり」に誘われるが、そこで小万の点てたお茶を飲んだ観光客の一人が死亡してしまう。被害者は平松の父親の会社と取引のある販売店主であった……。
◆京都感情案内・下(西村 京太郎・C★NOVELS)
 都おどりに端を発した連続殺人事件。京都府警の木下警部は操作が難航する中、平松に一人の男を紹介した。男は40歳にして、無味乾燥なサラリーマン生活を辞め、これからは平松のように京都の遊びを覚えたい、という。連日平松や西陣の大旦那とお茶遊びをするこの男は、自分の身分を偽った、十津川警部、その人であった。ある任務を胸に、十津川警部の秘密捜査が始まる!しかし、京都という町の不思議さが、「よそ者」十津川の捜査をより困難なものとしていく……。
◆寝台特急カシオペアを追え(西村 京太郎・TOKUMA NOVELS)
 女子大生・小野ミユキが誘拐された。身代金は二億円。犯人の指示に従い、父親の敬介一人が、身代金を携えて上野から札幌に向かう寝台特急カシオペアに乗り込んだ。警視庁捜査一課の十津川警部と亀井刑事は、東北新幹線で先回りし、郡山からカシオペアに乗車するが、敬介も二億円も消えていたのだ!そして、函館を出発して間もない早朝、ラウンジカーから、トカレフで射殺された男女の死体が発見される。男の腕には<死亡遊戯>と彫られた刺青があり、誘拐事件との関わりが調べられたのだが……。
◆つばさ111号の殺人(西村 京太郎・KAPPA NOVELS)
 十津川警部が新聞記事で見かけたある男の死。男は昨年起きた殺人事件で、裁判の証人になった人物だった。判決の席で、犯人・松本弘志は証人たちを全員殺すと叫び、証言者の一人が不審な死を遂げたばかりだった。同じく証人だった黒柳恵美と接触する十津川。彼女が実家があるかみのやま温泉へ「つばさ111号」で向かうことを知った十津川は不安を覚える。そして恵美が姿を消した。証人たちを狙うのは松本と関係のあった人間なのか。捜査を続ける十津川自身にも魔の手が迫る!
◆愛と殺意の津軽三味線(西村 京太郎・C★NOVELS)
 東京で二カ月に満たない間に、四件の連続殺人が起きた。頭部を鈍器で割ったり、背中をナイフでめった刺しにしたりと、陰惨な殺害方法であった。犯行時の現場からは、いづれも津軽三味線の調べが聴こえていた。それもCDの音ではなく、確かに誰かが演奏していたのだ。十津川は、一連の殺人事件に犯人の強い意志を感じるが、被害者の年齢、職業、趣味、出身地などに共通点が見いだせず、捜査は難航する。十津川と亀井は、唯一の手がかりである「津軽三味線の謎」を解くため、青森へ向かう。犯人が津軽三味線に籠めた想いとは……。
※なで肩の狐(花村 萬月・TOKUMA NOVELS)
 おれは〝きつね〟。元ヤクザだ。幼馴染の玲子と飲屋を経営している。そんな俺のもとへ古巣の福岡組の徳光が厄介な話を持ってきた。金の入った大型アタッシュケースを預かってほしいと言うのだ。つい引受けてしまったのが運の尽きだった。福岡組から狙われ出したばかりか、元関取の蒼ノ海というおかしな野郎の面倒まで見る羽目になり……。元やくざと元相撲取りの最強コンビが暴力団を相手に壮絶な闘いを繰り広げる。
※黒の謀殺(広山 義慶・JOY NOVELS)
 10年まえに1億円の不正献金問題で総理総裁の座を追われ、失意のまま6年前に死亡した島倉武明の7回忌法要の翌日、渕上は未亡人から遺書を渡される。その内容を一読した渕上は驚愕する。そこには現総理の高代と当時島倉派にいた吉原に関する告発が書かれていたのだ。渕上は、警視庁での渕上の後輩で有能な公安刑事だった尾形に調査を依頼する。さっそく調べを開始した尾形だが、肝心の吉原だ謎の交通事故で死亡していることがわかる。さらに、吉原とつきあいのあった会計士が行方不明となり……強大な敵の影が尾形に迫る!
※虚飾の罠(広山 義刑・JOY NOVELS)
 警視庁捜査一課の凄腕・名物刑事だった「ろくでなし」こと三橋玄章は、暴力事件を起こして刑事をクビになった後、一流法律事務所で司法調査員の職に就いた。呑む、打つ、買うの三拍子そろった、ろくでなしの玄章。今回引受けた依頼は、田園調布に住む美人令嬢を護衛するという仕事。小劇団に所属し、若手エリート官僚と婚約している彼女にボディガードをはじめた玄章は、とんでもない事件に巻き込まれ……。
◆白秋「邪宗門」迷宮殺人(醍醐 麻沙夫・C★NOVELS)
 熊本県天草を訪れた浦島警部は大江天主堂のそばで、花束を捧げて瞑目する女性と出会う。彼女の名前は野上千絵。二年前に殺された姉京子と同様、卒業論文のテーマである北原白秋ゆかりの途を訪ねて九州を旅行中だった。京子はなぜ殺されたのか。足取りのつかめない二日間、彼女はどこにいたのか。謎は謎を生む。柳川、平戸と舞台が展開する中、浮かび上がった意外な犯人とは? 
◆晴れ、ときどき殺人(赤川 次郎・KADOKAWA NOVELS)
 若いころ、私は嘘の証言をして、無実の人を死に追いやった。だが、最近ごく身近な人の中に真犯人がいるとわかった……。北里財閥の当主浪子は、19歳の一人娘加奈子に衝撃的な手紙を残して急死した。通夜当日、北里財閥の社長連、婚約者の正彦、かかりつけの医師菊井親子らごく身近な人たちが北里邸につめかけた。仮面の下に隠された真犯人の素顔。加奈子を巡る莫大な遺産争い。宏装な屋敷を舞台に、恐怖の殺人劇の幕が開く!
平成26年6月…10冊読みました(H26.6.28)>
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◆事件現場に行こう(日本推理作家協会編・KAPPA NOVELS)
 ミステリーは長編に限ると考えている人は、ちょっとお待ちいただきたい。短編ミステリーこそ、まさにカレイドスコープ。万華鏡のように、光のあてどころや見る角度をほんの少し変えるだけで、人物や事件の景色が鮮やかなまでに一変する。
ミステリーの楽しみ方は万華鏡のごとく多彩だ。
 阿刀田 高・裏窓 他15編
◆陰謀は時を越えて(西村 京太郎・文藝春秋)
 雑誌「われらの世代」の編集者、若杉誠は、取材で名古屋と世界遺産・白川郷を訪れた。名古屋では新幹線の最先端技術を、白川郷では世界遺産の現状を取材したが、若杉には別の目的があった。白川郷に古くから伝わるがんの妙薬を入手すること。その薬をめぐって起きた殺人事件は、二○二七年開業予定のリニア中央新幹線計画と、見えない糸でつながっていた。リニア新幹線=日本の「未来」と、世界遺産=守るべき日本の古き良き「過去」が、十津川警部の中で結びついていく。
◆予告された殺人の記録(高原 伸安・講談社NOVELS)
 ダイイングメッセージはカトレアの花……。ロサンジェルスの高級住宅街で起こった殺人事件は、密室で自殺した男の犯行なのか。物言わぬ花は一体何を告げるのか。事件に巻き込まれた“私”の推理行は、ありうべかざる犯人の名前を指し示す。
◇逆撃蒙古襲来・鎌倉墜落(柘植 久慶・C★NOVELS)
 西暦一二七四年……ついにモンゴル帝国大カアン・クビライは大遠征軍を九州に派遣した。歴史上名高い「文永の役」である。モンゴル軍は博多に上陸、日本軍と大激突するが、指揮系統の齟齬、九州御家人の奮戦、そして大嵐と、モンゴル軍は撤退を余儀なくされてしまう。……。モンゴル軍の参謀として従軍した唐操嵐こと御厨太郎(ミクリヤ タロウ)は、その手腕をクビライに認められ、対南宋戦において著しい戦火を挙げた。南宋が平定されると、クビライは再び日本へ大遠征軍派遣を決定。いわゆる「弘安の役」である。史実ではまたしてもモンゴル軍は撤退。しかし遠征軍の一部を率いる御厨には、恐るべき秘策があった!はたして歴史は変わるのか?
◇逆襲楠木正成(柘植 久慶・C★NOVELS)
 鎌倉幕府軍十万に対し、戦術を駆使して千早城籠城戦を戦いぬいた名将楠木正成と御厨太郎(ミクリヤ タロウ)。すでに、後醍醐天皇は隠岐を脱出。倒幕の綸旨を下した。新田義貞は鎌倉を、そして足利尊氏は六波羅探題を攻略し、ここに鎌倉幕府は滅亡。後醍醐天皇の“建武の新政”が開始されるが、天皇を操る阿野廉子、征夷大将軍の地位を狙う足利尊氏らの思惑により朝廷内には、早くも不協和音が……。御厨の予言のもと、尊氏との決戦に備える正成だが、このままでは史実通り「湊川の戦い」で彼は戦死してしまう。歴史を変えるべく御厨は、ある戦術を正成に示す。それは洛中、すなわち京の都を戦場にした足利軍一代殲滅作戦だった。
◆浅草偏奇館の殺人(西村 京太郎・文藝春秋)
 昭和初期の浅草六区。来るべき暗い時代の予感に抗うようにエロ・グロ・ナンセンスの徒花が咲き乱れる巷で発生した踊り子連続殺人。文芸部員として芝居小屋・偏器館に出入りしていた「私」は、仲間と協力して殺人鬼を追いつめるが、土壇場で逃亡される。激動の時代を経て、苦い想い胸に五十年ぶりに再訪下浅草で、「私」の前にあらあれた人物が、意外な真実を語る。
◆心臓と左手(石持 浅海・KAPPA NOVELS)
 小学六年生の玉城聖子(タマキ セイコ)は、十一年前に沖縄で起こったハイジャック事件の人質だった。従姉の勧めで沖縄にある進学校を見学に行った聖子は、那覇空港で命の恩人と「再会」を果たす。そこで明かされる思わぬ事実とは?
◆密室に向かって撃て(東川 篤哉・KAPPA NOVELS)
 その夜、烏賊川市のはずれ、鳥ノ岬にある十条寺食品社長宅に銃声が轟いた。撃たれたのは、偶然居合わせた「名探偵」鵜飼杜夫(ウカイ モリオ)。事件は、探偵がかすり傷で呻いている間に起こる。いつの間にか「探偵の弟子」にされていた戸村流平と鵜飼が挑む、不可解な謎!銃声のカウントダウンと共に、明らかにされた真実とは?
◆日暮れて道を急ぐ(笹沢 左保・KADOKAWA NOVELS)
 夫と死別し、独身となり旧姓に戻った川本花実は、同じ社内の小松原裕史の虚無的な雰囲気に魅力を感じていた。だが、小松原はかっての花実の義妹・中丸真由子と同棲中で、花実は彼との再婚を諦めるが、小松原に漂う蔵う暗さが彼の幼時体験に原因していることを知る。子供同士のふざけあいから〝殺意なき殺人〟を犯していたのだ。幼児には責任能力がなく、犯罪とはならなかったが、悲劇ははさらに別の悲劇を生み、償いの意識は重い宿命の十字架として小松原の心に残った。その小松原の恋人・真由子が、突然理由なく刺殺された。犯人は覚醒剤中毒の男だった。
◆殺しのトライアングル(西村 京太郎・KADOKAWA NOVELS9
 群馬県の温泉地で、ほぼ同時期に、三人の若い女性が行方不明となった。水上温泉で三水めぐみ、草津温泉で山西ひろみ、伊香保温泉で広瀬香織。なかなか捜査に踏み切らない警察に、業を煮やした広瀬香織の姉千鶴の依頼を受けた私立探偵の橋本豊は、捜査の途上で、東京から来た十津川川警部と出会う。一方、都内では少年によるホームレス狩りによる殺人事件が発生。一見、何の接点もないように思われた二つの事件の陰にあるものとは果たした……。 
平成26年5月…15冊読みました(H26.5.31)>
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◆三毛猫ホームズの大改装(赤川 次郎・KOBUNSHA NOVELS)
 警視庁捜査一課・片山義太郎と、夜の盛り場で出会ってから、悪い遊びを返上した女子高生・立石千恵は変身し、勝手に、片山の「彼女」に収まった。その智恵の父親で売れっ子漫画家だった立石みつぐは、ディベロッパーの鮫田悠一に接待攻勢をかけられていた。鮫田は、どうやらて立石の住むマンションの改装工事計画推進のため、有名人の立石を利用する肚らしい。一方、S出版では、窓際編集者・平栗悟士が、社長命令で突然、雑誌<QQ>の編集長に抜擢された!三つの大改装の陰にはどんな謀略が張り巡らされているのか!
◆銀河鉄道殺人事件(森村 誠一・KODANSYA NOVELS)
 国鉄夏の行き先不明列車「銀河鉄道X号」に乗り込んだ高沢吾一を上野駅に見送った置鮎衣子(オキアユ キヌコ)だったが、高沢は翌日、北上川で死体となった。隣り合わせた男と岩手県紫野町の老婆も殺害。そして高沢自身も連環殺人者だとする警察の疑いに、衣子の「愛の推理」が第三の男を暴き出す。
◆生死を分ける転車台(西村 京太郎・NON NOVELS)
 人気の模型作家・小島英輔が多摩川で殺された。傍らには三年連続で優勝を狙う出品作「転車台のある風景」の燃やされた痕跡が。十津川警部は独自調査を開始。ジオラマのモデルとなった展車台のある天竜二俣駅に向かった。そこでは、二ヶ月前、小島が密かに想いを寄せる女性が突然死していた。二つの事件に関連が?やがて不審な男の影が浮上するが、正体は掴めない。事件解決の鍵は燃やされたジオラマにあると考えた十津川は、犯人をあぶりだすため罠を仕掛けた……。
◆摩天崖(太田 蘭三・NON NOVELS)
 立川市のバーの店主ルミ子が殺され、北多摩署に捜査本部が。直後、ルミ子と旧知の資産家の娘神代美由紀が、友人の結婚式に出席した島根県隠岐島で失踪した。蟹沢、相馬の両刑事は出張捜査を申請、捜査専用車を駆って一路隠岐へ向かった。地元署と警察権の協力を得て、美由紀の消えた西ノ島を隈なく踏破した二人は、ついに彼女の姿を発見、だがそれは変わりはてた他殺体だった…。
◆沖縄県営鉄道殺人事件(辻 真先・KODANSYA NOBELS)
 鍵のかかったホテルの一室で、とつぜん老婆となってしまった若い女。自宅の芝生の庭で、列車にひき殺された男。あいつぐ怪事件は45年前の謎の列車爆発に起因するのか?今はない沖縄県営鉄道への熱い想いが悲劇を、異様なトリックを生んだのか?
◆長嶋茂雄殺人事件(つか こうへい・KODANSHA NOVELS)
 満員の後楽園球場。四万人の観衆にまぎれて、一人の男が、ライフルのスコープの中の十字の焦点を長嶋の頭部にセットし、まさに引き金をしぼろうとしている。長嶋はなぜ、何度も、何人もの男たちに狙われるのか?天才だからである。ピンクの肌をもった、大輪のひまわりのように明るい、大天才だからだ!「狙撃事件」の展開とともに、不世出の天才のナゾが明かされ、球史に残る名選手たちが甦る。〝長嶋を一番愛している人間が、長嶋を殺す権利がある〟のだ。かくて、限りない愛と情熱、執拗さをもって、天才長嶋は狙われ続ける……。
◆エンゼル急行を追え(吉村 達也・C★NOVELS)
 一九九一年暮れ、クリスマスにわくニューヨークで取材中の樫山はRJと名乗る男と接触し〝21世紀の死の商人〟Φの存在を知る。直後、サンタクロースがマシンガンを乱射。瀕死のRJが言い残した言葉は、「エンゼル急行を追え」。一方、次々と少女が失踪していた東京では、樫山の娘で、テレビ出演中にスプーンを曲げたアイドル歌手の由真までが失踪。連続する少女誘拐事件の背後に暗黒組織Φの野望が!
◆敵は鬼畜(笹沢 左保・KOBUNSHA NOBELS)
 佐賀県鳥栖駅で、母を待つ少女・知香が保護された。不可解なことに、知香は三か月前にも、男に東京から連れ去られた後、同じ場所で母を待っていた。なぜ二度も少女は鳥栖に……?誘拐事件なのか?さらに時を同じくして鳥栖市内で発見された無残な焼死体は、知香の母・綾乃だった!知香の供述から、ハールさんと呼ばれる謎の男性が、一連の事件犯人として浮上。佐賀県警の精鋭が東京に飛び、必死の捜索の結果、ある男を逮捕。密閉された取調室のなかで佐賀県警・水木警部舗と男の凄絶な死闘が、いま、始まる!
◆ニューヨークの悪魔(斎藤 栄・JOY NOVELS)
 新聞記者出身のミステリー作家・柏木陽介は、知人の横山大器から相談に乗って欲しいと頼まれた。大器のところへドクター・トローフと名乗る女医から怪しげな電話があり、ニューヨークの世界貿易センタービルのテロ事件で死んだはずの元上司・中島常務の魂が彷徨っているいると言ったり、大器と同棲中のかすみを、ダイヤモンド・シンジゲートの黒人が尾行すると言ったことが相次いだからだ。その大器が殺され、さらに……?
◆赤の調査ファイル(今野 敏・KODANSYA NOVELS)
 高熱で病院の診察を受けた男が急死した。診断はインフルエンザで、処方された薬を飲んだ矢先の病状の激変だった。遺族が起こした医療訴訟で、STの法医学担当・赤城は、ただ一人病院の責任を追及する。果たして医療ミスはあったのか?情報を開示しない病院の壁に赤城は自分の過去を賭けて対峙する!
◆三幕殺人事件(草野 唯雄・KAPPA NOVELS)
 ゴルフ場建設反対運動のリーダーで老人ホーム所長・由利勝が変死した。事故としか考えられない状況だ。ところが、反対運動を引き継いだ由利の息子・徹までひき逃げされて球史。二人の死に不審を抱いたゆりの娘・美香と、四人の老人が独自の捜査を開始する。彼らは由利と対立していた町の有力者・松井と、彼に雇われた暴力団・星野組を必死にマーク。が、彼らの背後には驚くべき黒幕が、そして、大胆なトリックが?事件を追う美香は戦慄の真相に迫る。しかし、一転!美香は絶体絶命に。そして第三の死が!
◆三毛猫ホームズは階段を上る(赤川 次郎・KAPPA NOVELS)
 ある商店街の雑貨店主が撃ち殺された。辯場に駆けつけた片山刑事は、事件の目撃者である主婦の直井みすずに事情を訊ねるが、手がかりはなかった。一方、片山刑事の妹・晴美は、喫茶店で若い女性が相手の男に妊娠を打ち明けているのを耳にする。その男性は、殺された雑貨店主の孫だった。そして事件から数日後、みすずのパート先に夫の恋人を名乗る女性が現れる。さらに、みすずの義母には「みすずが浮気をしている」という電話があり……。雑貨店主の死をきっかけに、平凡な日常生活を送っていた人たちが「事件」に巻き込まれていく。
◆ナイフが町に降ってくる(西澤 保彦・NON NOBELS)
 <謎が解けなければ時間は永遠に止まったままだ>何かに疑問を抱くと時が停止するという奇癖を持つ青年末統一郎の言葉に、女子高生真奈は逆上した。二人以外のすべての人間、物体は静止状態。そしてなぞとは、眼前でナイフを原に突き立てて固まっている男。誰が、いつ犯行を?だが真相を探る二人は、町中でナイフの犠牲者を次々に発見。ナイフの雨が町を襲った?迷宮に陥ちた二人。はたして〝時間牢〟から脱出できるか…。
◆神戸・愛と殺意の街(西村 京太郎・新潮社)
 肉親もろとも家も工場も焼失し、仮設住宅にも恵まれず、ローンに苦しむ市民をよそに、不正融資、損失補塡を摘発された銀行や証券会社を次々に脅迫、巨額の金を要求し、強奪する一味が出現した。国家への、警察への挑戦か?「われらは、悪党になる権利を持っている……」という一味の脅迫文に、十津川は並々ならぬ気迫を感じた!
◆長崎・壱岐殺人ライン(深谷 忠記・KADOKAWA NOVELS)
 笹谷美緒が宿泊していた壱岐のペンションのログハウスで、男性客三人組のうちの一人が殺害され、一人がその直前に無断で島を後にしていた。三日後、失踪した男の溺死体が平戸港に上がり、「俺たちはもう逃げられない」と記された謎めいた走り書きが発見された。このメッセージは何を意味するのか?ペンションオーナーの気になる過去。一年前に同じ平戸港で起きた女性の投身自殺との結びつきは?懸命の捜査は続くが、やがて第三の死体が……。美緒は恋人の黒江荘とともに独自の調査を進めるが……。
平成26年4月…14冊読みました(H26.4.30)>
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◆逆転!一億円詐取(深谷 忠記・TOKUMA NOVELS)
 かってはバリバリの銀行員。しかし今はパチンコで細々と生計を立てている佐山智之は、ひょんなことから、小説家志望のアルバイター森二朗を知る。ある日、森から「大金を持っている老人のめんどうをみている」と聞かされた佐山は、その老人に損害を与えずに大金を搾取する方法を練り始めた。かっての同僚で、今も銀行に勤めているものの支店長に恨みを抱く堀越亜沙美を仲間に加え、三人で練り上げた完璧な計画がついに完成。いよいよ実行に移す時がきたのだ……。
◆湯布院殺人事件(西村 京太郎・C★NOVELS)
 新婚のロナルド・E・クラークと加奈子夫妻は、風光明媚な温泉地大分県湯布院に出かけた。が、四日目の早朝、加奈子の絞殺体が見つかり夫のクラークに殺人容疑がかかる。二人と家族付き合いをしていた十津川は現地に赴き、五年前に加奈子がこの湯布院で一人の青年と恋に落ちたことを知る。しかし、その青年の白骨が、東京三鷹の廃屋の地中から発見された!一方、十津川の妻・直子はクラークの過去を知るために、彼の故国アメリカに飛び、思いも寄らぬ事実を掴む……。クラークは、妻と妻のかっての恋人を殺した殺人鬼なのか。
◆死はやさしく微笑む(赤川 次郎・TOKUMA NOVELS)
 老人病棟で老女が飛び降り自殺した。売れない役者・戸張美里の今回の「仕事」は、この病院に潜入して真相を探ることだ。現場には胸までの手すりがある。八十歳の患者が越えれれるだろうか?当日夜勤だった大山幸江は館内をチェックするモニターを友田京子と見ていたが、自殺した老女は映らなかったという。幸江はその日当直医だった依頼主の堀と逢い引きしていた。ガードマンの永田に弱みを握られているらしい婦長。堀と幸江の不倫、堀の妻の浮気……。入り乱れる人間関係。調べを進める美里に美里に犯人の魔手が迫る!
◆神奈川県の謎ー青色の殺人(斎藤 栄・TOKUMA NOVELS)
 愛用のポンコツ車をドライブ中の二階堂夫妻は、思いがけない死体に遭遇した。殺害の第一現場はどこか?だが日美子のタロット占いには信じられない結果が出た。神奈川県であって、神奈川県でない……。二階堂はメモにあった山梨県の「道志」に注目する。伊勢原、横浜、と連続して起きた殺人事件にも「道志村」が色濃く影を落としていたからだ。さらに女子高校生の失踪事件も発生。捜査線上に横浜の名門医院・谷藤家が浮上した。道志村にある「谷藤別荘」に謎を解く鍵が……二階堂は確信した。
◆横浜馬車道殺人事件(木谷 恭介・FUTABA NOVELS)
 二ヶ月前に旅先のフェリーから投身自殺したはずの高森専務から、突然、秘書だった笹沼誌乃に電話がかかってきた。自分を突き落とした犯人を知っている男と会うので見張っていて欲しいというのだ。しかし誌乃が指示された公園へ行くと、高森はすでに殺されており、110番通報の間に、その死体も消えてしまった。
◆華やかな誤算(山村 美紗・新潮社)
 高校の同窓生から春のクラス会を知らせる電話がかかってきた。用件が終わる頃、誰かがやってきた気配あり、「あーっ」という声とともに突然電話が切れた。かけ直してもこない。こちらからかけたが、誰もでない。あれは悲鳴だったのだろうか……絞殺死体となって発見された友人の事件にまきこまれていくうち、明子はあやしい人物のアリバイを自分自身が証明するというジレンマにおちいっていく。
◆千曲川殺人非歌(深谷 記・講談社NOVELS)
 傲慢、奇矯な天才画家は車で凶刃に倒れ、恋人はマンションで毒を呷っていた。アリバイ、動機を追及する刑事・勝俊作は、娘に自殺された高校の同窓生と事件の因縁に心ざわめくが……。島崎藤村の詩がロマネスクな余韻を奏でる。
◆十津川警部影を追う(西村 京太郎・TOKUMA NOVELS)
 東京・井の頭公園の道路わきに停車していた車の中で、女性が殺害されていた。被害者は青木美加、三十六歳。国土開発省エリート官僚の妻だった。解剖の結果、妊娠が判明したが、夫の子供ではなかったのだ。十津川らの極秘の捜査は難航。厳重な箝口令が敷かれたにもかかわらず、事件が週刊誌にスクープされ、さらに記事を書いた編集長も殺害される。困惑する捜査本部。そこへ犯人の名前が記された手紙が届く!差出人の<シャドーX>とは何者か?事件は予想外の展開を見せ始める……
◆京都・保津川殺人事件(梓 林太郎・NON NOVELS)
 京都嵯峨野、化野念仏時(アダシノネンブツジ)。無数の小石仏を前に、旅行作家・茶屋次郎はある男女へ思いを馳せていた。自宅近くで火事に遭遇した茶屋は、燃えさかる家から男を救いだした。そしてその直前、家の中から女が飛び出し、闇の中に消えていた……。男はなぜか、助けられた記憶がなく、そんな女もいなかったと言う。さらに、なんと茶屋が放火犯として疑われ、自ら疑惑を晴らすべく、男の故郷・京都へ赴いていたのだ。やがて男の背後に横たわる忌まわしい事件の存在を知った。
◆若山牧水・暮坂峠の殺人(真鍋 繁樹・講談社NOVELS)
 草津温泉に近い暮坂峠の木に吊るされた繭成り金の富豪の死体。東京では地元選出の代議士奇禍死。殺人犯と間違われ事件に巻き込まれた若山牧水。「幾山河越えたり行かば一」の歌で知られる牧水は、単価捜索で鍛えた思索と、旅や短歌人脈で得た情報をもとに難事件に挑んだ。
◆神話列車殺人事件(西村 京太郎・KOBUNSHA BUNKO)
 私立探偵社に勤める日高健介は、妻の亜木子が新婚旅行の地としてなぜ九州の高千穂を選んだのか、わからずにいた。間もなく終点、その時亜木子は席を立った。列車は高さ105メートルの鉄橋を渡り、トンネルを抜けて駅に着いた。だが亜木子は、そのまま夫の前から姿を消してしまった……。
◆十津川警部五稜郭殺人事件(西村 京太郎・KODANSHA NOVELS)
 親会社に反旗を翻し、函館に新会社を起こそうとする若手IT技術者たち。彼らは、自らを「函館新撰組」と名乗っていたが、設立寸前に、中心人物一人・近藤英輔が死体となって発見される。仲間に、土方歳三と呼ばれていた彼は<ゴリョウカクト>の文字を、ダイイングメッセージとして遺していた。
◆四国市内(チンチン)電車地獄行き(辻 真先・TENZAN NOVELS)
 母親と喧嘩して家を飛び出した鉄道マニヤの中学生蓮華一郎。憧れのアイドルがロケで道後温泉にいるのを知り、ブルートレイン「あさかぜ」に乗り込んだ。だがそこで自分によく似た桔梗妙子と出会い、彼女の強引な頼みで上着を取り替えたことから事態が急変。妙子は殺し屋に追われていたのだ。
◆妻殺し(吉岡 道夫・TOKUMA NOVELS)
 殺してやる!樋口恒夫は妻の浮気相手の大畑登を自宅の寝室で射殺して逃走した。警視庁捜査一課の警部・野津真平は、現場に急行すると、大畑は元子と浮気の真っ最中に撃たれたことが発覚した。なんと樋口は自宅に盗聴器を仕掛け、そのチャンスをうかがっていたのである。元子はたまたまトイレに入っており、幸いにもその難を逃れていた。それにしても樋口はなぜ自宅を犯行現場に選び、しかも元子を殺さずに逃走したのか?腑に落ちない野津の前にさらなる連続事件が旅重なり事件は意外な方向に……。 
平成26年3月…12冊読みました(H26.3.26)>
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◆三河伊良湖殺意の岬(大谷 羊太郎・FUTABA NOVELS)
 クラブホステスだった飛山初絵は、老資産家と結婚後、夫を殺害して莫大な遺産を手に入れた。しかし、三年後、殺人を依頼した男から恐喝され、第二の殺人を企てる。冷酷無情な悪女、夫の暴力に耐え忍ぶ人妻、犯人探しに執念を燃やす令嬢。三人の女が織りなす人間模様が事件をより複雑にするなか、名刑事八木沢のアドバイスを受け、若い村岡刑事が真相に迫る!
◆棟居刑事の推理(森村 誠一・KADOKAWA NOVELS)
 警視庁捜査一課の棟居弘一良(ムネスエ コウイチロウ)は、高校の同窓会の帰りの電車で、一人の正義感強い青年に出会った。その同窓会より約一カ月後、赤坂の高級クラブ「エル・ドラド」で日本最大の組織暴力団三矢組の組長が狙撃された。狙撃犯人は関西に勢力を張る極新会系雨飾一家の組員の大島岩男とわかった。三矢組では、直ちに最高幹部会議を招集して、極新会に対する報復を決議した。一方、多摩川河川敷に男の死体があるという通報があった。奇しき因縁と言うか、同窓会の帰り棟居刑事が出会った青年が被害者であった。死体と共にあった一個の「呼び子」を手がかりに棟居刑事が執念の捜査で邪智に長けた犯人を追いつめていく。
◆鳴門に血渦巻く(辻 真先・TOKUMA NOVELS)
 トラベルライター瓜生慎と真由子は、ようやく完成した大鳴門大橋の取材に出かけた。淡路島でレンタカーを借りスタートしたのはいいが、その車に突然少女が飛び出してきた。幸い、命に別条なかったが、少女は人形に犯されて妊娠中だった……。少女は淡路に代々伝わる人形遣いの名門道明寺の娘で、祖父杢平、父治平とも謎の死を遂げていた。人形にまつわる怪談噺や土地の利権が絡むてんやわんやの騒ぎに巻き込まれた慎は、旅先で妊娠三か月と診断された真由子と事件の解明に乗り出す……。
◆盛岡・函館背徳の殺人ルート(金久保 茂樹・JOY NOVELS)
 「WTA」主催の「秋を遊ぶ東北・北海道、列車のんびり五日間」ツアー参加者の藤枝が、乗っているはずの特急<スーパー北斗九号>から失踪、翌日函館の万代埠頭で発見された。さらに、同じ会社の役員が殺され、二つの事件に興味を持った「WTA」調査室の秋月が、調査を開始する。しかし調べを進めるうち、殺された藤枝の行動に不可解な点が判明。さらに、犯人と思わしき男に鉄壁のアリバイがあった……。
◆十津川警部「故郷」(西村 京太郎・NON NOVELS)
 <刑事がホステスと無理心中!>
 死体で発見された部下・片山の無実を信じ、十津川は彼の故郷・若狭小浜に飛んだ。兄の死を予感していたという片山の妹みどりの家には空き巣が潜入。狙いは、遺品の日記と手紙だった。高校時代の同人誌仲間四人とのことを記したものがなぜ?そして十津川は、一年前のお水送り神事の夜に起きた市議殺しを、片山が極秘調査していたことを知る。同人仲間の容疑を晴らそうとした、友情に熱い片山なぜ殺されたのか?北陸の小京都で十津川が知る悲痛な真実は?
◆回転寿司殺人事件(吉村 達也・ケイブンシャ ノベルス)
 和久井刑事の忘れえぬ初恋の人は、小学五年生のとき北陸の糸魚川市から転校してきた美少女・蓮台寺翠。十六年後、その彼女が「他人の心を読める超能力者」として世間に登場。志垣警部の忠告を振り切って彼女と対面した和久井は、実際に心を透視され愕然となる。それが回転寿司にヒントを得たトリックとも知らずに驚く和久井へ事件発生の追い打ち。旧親不知トンネルで発生した殺人に、初恋の人は関与しているのか?
◆長く短い呪文(石崎 幸二・講談社NOVELS)
 岐城島へようこそ。自分にかけられた「呪い」を解くため少女が帰った先は、その一族だけが住む孤島。かって姉を交通事故死に追いやり、今度は妹の双子にまで伸びる魔手の正体とは?木に刺さったネジ、腕を切断された人形が示す想像を絶する真相。
◆謎亭論処(西澤 保彦・NON NOVELS)
 女子高教師の辺見祐輔は、忘れ物を取りに戻った夜の職員室で、怪しい人影に遭遇した。その直後、採点したばかりの答案用紙と愛車が消失。だが二つとも翌朝までには戻された…。誰が?なぜこんなことを?やがて辺見の親友タックこと、匠千暁(タクミ チアキ)が看破した意外な真相とは?
◆覆面作家の夢の家(北村 薫・C-NOVELS)
 天国的な美貌と頭脳そして財力の持ち主であるお嬢様は、作家であり、名探偵ーその推理力を見込んで、先輩作家から「殺人のないダイイング・メッセージ」を解いてほしいと依頼がきた。ドールハウスの中、心臓を射抜かれて死んだ男が書き残した「恨」の一字のその意味は?
◆殺人の祭壇(森村 誠一・講談社 NOVELS)
 作家・北村直樹は学生時代の女神・今日子のことをふと思い出して探しまわる。一方、北村の知る厚木の古沼で男の死体が発見され、男は昔北村が会社員をやめる原因となった秋本道夫。さらに北村のサイン入り時計を持つ男が死体で発見されるに及び、北村は事件の渦中に。今日子の行方と、からまる死体の謎は?
◆明日香・幻想の殺人(西村 京太郎・TOKUMA NOVELS)
 憧れの明日香で死にたいと思うことがあるー東京でイタリア料理店を経営する資産家・小池恵之助が失踪した。古希を記念して出版した彼の自伝には、明日香への想いが書かれていた。一週間後、小池は奈良県明日香村の高松塚古墳の傍で、古代貴人の衣装を身に着け、絞殺死体となって発見された。しかも個人資産のうち、三十億円が引き出されていたことが判明。警視庁捜査一課の十津川警部と亀井刑事は、秘書兼愛人の早川亜矢子に会うが、彼女は小池の失踪について関与を否定する。だが、数日後、彼女も行方不明となり……。
※命ぎりぎり物語
 ひとつの事業を計画し、それをあらゆる障害をのりこえてなしとげる男・室町東吾!その室町がホンコンのホテルでドア・ボーイをしていた虎児をみつけ、ボクサーに育てた!その青年こそ、世界バンタム級チャンピオン・ダッシュ芝出会った!メキシコのビド・バセラとのリターンマッチに敗北した芝!その陰には女の復讐があった!美貌の姉妹、バーのマダム理枝と映画女優の伊東麻耶と芝との奇しき関係はなんであったか?ボクサーを断念し北海道北見地方の山奥へと去った芝雄吉を待つ者は? 天才児ボクサー・ダッシュ芝が運命をかけた荒漠たる北海道の山奥で命ぎりぎりに生きた波瀾に富むスリル満点の物語!
平成26年2月…16冊読みました(H26.2.28)>
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◆殺人列車への招待(西村 京太郎・KADOKAWA NOVELS)
 捜査一課の十津川警部に「殺人ゲームがしたい」と謎の電話が。その後「11月7日、16時40分東京発、寝台特急さくらの車内で〝ア〟ではじまる女を殺す」という挑戦状が届けられた。いたずらか、本気か。もし本気なら人が一人殺される。続いて第二の挑戦状が……。犯人は警察に恨みを持つ者か?あるいは殺人狂か?十津川と亀井は窮地に追い込まれるが……。
◆京都吉田山殺人事件(木谷 恭介・TOKUMA NOVELS)
 『蔵書票』というものを御存知だろうか?蔵書印と同じ役割を果たすものだが、こちらは図柄が入り、より手の込んだものになっている。ナポレオンのために有名画家が描いたものなど、数億円の価値があるとされている。日本の代表的な蔵書票作家・真杉道生が殺害された。三ヶ月後、当時身につけていたジャケットが大蛇ケ池に浮かび、付近に覚醒剤反応を示す多量の血痕が残されていた。ほどなく、蔵書票博物館の美人館長が同じ場所で無残な死体となって発見された。京都の雅な趣味の世界を血に染める酸鼻な事件の幕開けだった。
◆二十底の殺人(吉村達也・NON NOVELS)
 ある日突然、愛人の凌辱ビデオが非合法の事件屋多門のところに送られて来た。それが事件の幕開けとなった。ビデオの次に切り落とされた恋人の耳が送りつけられ、解放と交換に〝大型スーパーの社長令嬢誘拐〟を多門は要求された。敵は何者なのか?なぜ多門に誘拐を?手掛かりを求めて焦慮する多門。事態はさらに悪化し、ついに恋人が惨殺さた……。
◆縄文ジャパン殺人事件(斎藤 栄・TOKUMA NOVELS)
 警察庁鉄道警察隊特捜隊の江戸川匡太郎警部は、隊長の仙洞警視から盛岡ー青森間を走る特急はつかり内で続発しているカップル車内盗逮捕を命じられた。同行するのは婦警の柿本波留。初日は青森まで何事もなく、翌朝、二人は三内丸山遺跡の見学に出かけた。そしてそこで、盛岡までの新幹線車内で見かけた新進女流作家の風見奈保が針金で首を絞められ死んでいるのに出くわした。その横で取り乱す愛人。江戸川わ任務のかたわら、独自の捜査を始めた。やがて、二人の作家が容疑者として浮かんできたが……。
◆霧積温泉殺人事件(吉村 達也・JOY NOVELS)
 突然、妻からつきつけられたまさかの離婚届。中学生の娘からは軽蔑の視線。愕然となった志垣警部は、家族の絆を取り戻す温泉旅行を計画。巨大露天風呂の宝川温泉から一軒宿の秘湯・霧積温泉へと旅する。しかし、妻も娘も打ち解けない。そんなとき、両方の温泉地で偶然顔見知りになった不倫カップルの女が、軽井沢に向かう山道で殺された。よりによって第一発見者は志垣一家。汚名返上を近い、志垣は真相解明の鬼となった!
◆平安楽土の殺人(吉村 達也・KAPPA NOVELS)
 十七歳のとき、青井紗英子は自宅に侵入してきた男に両親を惨殺され、ひとり生き延びた。傷ついた心を癒すため、彼女は自らカウンセラーとなる道を進むが、三十年後、両親殺しの犯人としか思えない男から相談を受けた。過去のひどい過ちで心が壊れそうです、と。恐怖におののく紗英子は、尊敬する氷室想助に相談するが、ほどなく彼女は惨殺体で見つかった。田丸警部らは容疑者を絞り込む。幻の城、安土城を模した豪邸を建て、己を信長の生まれ変わりと称するノンバンク社長。だが、彼には堅固なアリバイが。
◆蛇の湯温泉殺人事件(吉村 達也・JOY NOBELS)
 妻と一人娘を愛し、幸せな暮らしを送っていた会社部長の梨田進の前に突然現れた若き美女。はじめて不倫への誘惑を覚えた彼に、彼女は衝撃的な言葉を告げる。「あなたは私のお父さん」。青春の日の一夜の出来事が、三十一年の時を経て、罪なき家族を傷つける形で帰ってきた。青天の霹靂で家庭は混乱。そして、秘湯・蛇の湯温泉の悲劇が……。
◆怪文書殺人事件(吉村 達也・KEIBUNSHA NOBELS)
 警視庁捜査一課を退職した元女性刑事・烏丸ひろみのもとに一通の手紙が届いた。半紙に墨痕鮮やかな毛筆で綴られていたのは、寒気を催す内容の死亡予告!なんと標的はひろみ自身。しかし犠牲者は別のところから出た。差出人の正体を追って、あの精神分析医・氷室想助と烏丸ひろみが初の共同戦線を張り、深い闇の奥にひそむ異常者の素顔に迫る!殺人者は、なぜ毛筆で怪文書を書いたのか?
◆九州新幹線「つばめ」誘拐事件(西村 京太郎・TOKUMA NOVELS)
 開通まもない九州新幹線「つばめ」の車中から、五歳の幼児・福田翔が誘拐された。犯人の要求は、翔の父・啓介が勤める山川薬品で極秘開発されたエイズ新薬の化学式とサンプル。やむを得ず啓介は、研究室から化学式とサンプルを盗み犯人に渡す。翔は無事保護されたが、なぜか化学式とサンプルは元の場所に戻っていた。警察は、鹿児島中央駅の監視カメラに映った不審な女性を追うが、彼女は東京・お台場で死体で発見。十津川たちは、被害者・木村綾子の手がかりを求め捜査を開始した。その矢先、第二の誘拐事件が発生し……。
◆伊豆の死角(津村 秀介・JOY NOVELS)
 秋雨煙る沼津港を後にした西伊豆ゆき連絡船のデッキに一組の男女がいる。男は三十五歳の歯科医、女は二十九歳の歯科衛生士である。そして二人は二年前から不倫の間柄にあった。しかし妻との離婚を切り出せない男は、関係に終止符を打つために旅先での女の殺害を計画していた…。
◆「殺人事件」殺人事件(辻 真先・FUTABA NOVELS)
 新進ミステリー作家の牧薩次(マキ サツジ)-- あだなはポテト。ポテトを先生とするミステリー教室に七人の生徒がいた。スーパーと呼ばれるポテトの恋人可能キリコは博識で、ポテトのよき助手である。生徒の一人で美人の小早川佳那は「湯河原温泉殺人事件」を最初に書きあげたが、自分の書いた作品通りの状況で殺されてしまった。作品の後半を読めば、犯人がわかるだろうと思われたが、その行方は誰も知らなかった。ポテトとスーパーをはじめ生徒たちは、湯河原に駆けつけたが、佳那のほかに二人の生徒も習作をほぼ完成させていた……。
◆そして犯人もいなくなった(司城 志朗・RIPPU NOVELS)
 喧騒極める大都会、眠れぬ夜に死体が歩いた降ってきた。おかしな殺人事件のおかしな謎を解くのは誰だ?
◆おれたちはブルースしか歌わない(西村 京太郎・KODANSHA NOVELS)
 男四人に、ヴォーカルの女の子を加えたグループサウンズ「ザ・ダックスフント」。彼らがつくった自信作が、いつの間にか誰かに盗まれた。しかもその曲がヒットチャートを急上昇。犯人さがしに狂奔するうち、奇妙な連続殺人劇が。
◆銀閣寺の惨劇(吉村 達也・TOKUMA NOVELS)
 阿部麻里亜は怯えていた。彼女と肉体関係にある評論家の南雲圭一郎の不気味な過去が次第に明らかになってきたのだ。彼は殺人を犯している可能性があった!ロスのレコーディングスタジオで死亡した綿引和則は、美人編集者・杉山淳子を巡って南雲とライバル関係だった。内側から鍵をかけると音さえも出入りできない完全密室での事件は事故として処理されたが……。さらに南雲の友人・駒田によると、南雲の以前の二人の妻も殺されかっていたというのだ。
◆沙織のニース誘拐紀行(村瀬 千文・KODANSHA NOVELS)
 語学と明るさが取り柄のフリーター・沙織は、思わぬ成り行きから世界最高のリゾート地・ニースに建築模型を届ける仕事を依頼された。初体験のビジネスクラス、豪華リゾートホテル、グルメといいことずくめのはずだったが一転、国際的誘拐事件に巻き込まれることに。
◆東北三大祭り殺人事件(木谷 恭介・HARUKI NOVELS)
 小型モーターで世界的シュアを持つ巨大企業の会長・戸塚義平が、花嫁を募集するとのニュースが流れ、警察庁へ一通の手紙が届いた。マスコミで活躍する心理学者・大城邦恵が、戸塚の主宰する花嫁選びの豪華客船クルーズで、三千五百億の遺産をめぐる血まみれの惨劇が起こるというのだ。世論のため前代未聞の殺人予告を無視できない警察庁は、広域捜査官・宮之原警部を豪華客船「やまと丸」に派遣した。だが、現実に花嫁候補の一人が船上で殺され、宮之原たちを嘲笑うかのように第二の殺人が……。
平成26年1月…16冊読みました(H26.1.31)>
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◇逆撃関ヶ原合戦・上(柘植 久慶・C★NOVELS)
 目覚めるとそこは軍場(イクサバ)だった。歴史小説家の御厨(ミクリヤ)は関ヶ原を取材の途次、何ゆえか四百年前の大垣城へタイムスリップしてしまったのだ。時は一六〇〇年八月。天下分け目の関ヶ原合戦を間近に控え、場内には豊臣方の軍勢が集結、すでに前哨戦が始まっていた。予言を次々と的中させ、西軍副大将宇喜多秀家の軍使となった御厨は、歴史を覆すべく必勝の作戦を立案する。だが察知した徳川家康も反撃の秘策を……。御厨は西軍に勝利をもたらすことが出来るのか?
◇逆撃関ヶ原合戦・下(柘植 久慶・C★NOVELS)
 時は一六〇〇年九月一五日、天下分け目の関ヶ原合戦。現代から四〇〇年前へ飛ばされた歴史作家御厨は、西軍副大将宇喜多秀家の軍使として戦地に立っていた。豊臣方の勝利を目指して、布陣の再構築と裏切りの阻止に奔走する御厨。だが石田三成の失策で、不敗の作戦はことごとく打ち砕かれていく。西軍は御厨の配した伏兵の奇襲に歴史の大逆転への望みを託すが、東軍の徳川家康も西軍最大の弱点を看破していた。狭隘な盆地に両軍一七万が激突。勝敗はいずれに?
◆会津高原殺人事件(西村 京太郎・TOKUMA NOVELS)
 浅草・隅田公園で着衣を血まみれにした男が保護された。男は、高沢明という自分の名前以外、一才の記憶を失っていたが、着衣の血痕と会津鬼怒川線の開業記念バッチを所持していたことから、会津高原で起きた原田あかり殺害事件の有力な容疑者と思われた。しかし、高沢は入院先の病院から失踪。高沢を追って会津高原に向かった警視庁捜査一課の十津川と亀井は、高沢明と名乗る男が、福島県芦ノ牧温泉で殺されたとの報を受け現場へ急行する。が、死体は別人のものであった……。
◆殺人者は誇りを持つ(三好 徹・KAPPA NOVELS)
 血の臭い?その部屋で何者かがわたしを殴打。昏倒したわたしは路上に放置された。元新聞記者のわたしは、失踪した女子大生大庭友子の行方を執拗に追っていた。依頼人は友子の継母冴子だった。冴子の現金百万円を盗んで友子が消えた直後〝川又〟と名乗る学生から妙な電話が……。苦労してつきとめた川又の部屋に入ったところ、英会話学校講師ジョニーの刺殺された死体が出迎えた!ジョニーの経歴に不審な点が浮かび、さらに川又もまた行方をくらませてしまった。友子、川又、ジョニーの三人を結ぶ接点は何か?
◆伊豆恋人岬殺しの眺望(辻 真先・C★NOVELS)
 恋人岬に観光船がさしかかると、名所を訪れたカップルの鳴らす〝愛の鐘〟が聞こえてきた。そして男は女をしっかりと抱きよせ……と思いきや、なんと首に手を!船上で殺人を目撃したのもカップル、駆け落ち逃避行中の大学浪人庄太郎と、年上の人妻美里だ。おいそれと警察にも行けぬ二人は庄太郎の祖母の親友・おばあさん探偵ユーカリを頼って伊豆高原へむかう。ひたひたと目撃者を追いつめる殺人犯の正体は、また恋の悩みの結末は?
◆東海道36殺人事件(辻 真先・KAPPA NOVELS)
 「可能克郎さんが亡くなりました」警察からの電話に、あわてて現場に向かう妹・キリコの前に、当の克郎がノンビリ現れた。克郎は前の晩、居酒屋で上着を盗まれ、その上着を着ていた男が殺されたのだ。男は、顔見知りのフリーライター石山だったが、なぜ克郎の上着を盗んだのか?しかも、石山の死体の下には、ダイイング・メッセージ〝アカサカノ〟と書いた紙きれが落ちていた。事件の核心に迫る克郎とキリコ、そしてキリコのBF・ポテトこと牧薩次(マキ サツジ)。ところが、今度は克郎が東海道新幹線内で何者かに狙われたのだ!
◇真説・信長十二人衆(八切 止夫・作品社)
 従来の俗説になじまれている向きには、ここに出てくる信長は珍しいかもしれないし、読んで驚かれるかもわからない。しかし……今までの既成概念をすべて調べれれるだけ調べあげて、そして、ここに新しく浮かべさせた信長は、誰からの借り物でない。
◆瀬戸尾道殺意の迷路(大谷 羊太郎・HUTABA NOVELS)
 風光明媚で、いにしえより多くの芸術家が集った尾道を旅行していた原口滋夫が失踪した。定年まで地道なサラリーマン生活を続けていた男に、いったい何が起きたのか?同時期、東京で死体なき連続殺人が発生する。まったく無関係と思われるこの二つの〝事件〟の裏に隠された謎を解くため、姪刑事・八木沢庄一郎は尾道へ飛んだ!
◆白虎村の惨劇(吉村 達也・TOKUMA NOVELS)
 広島の廃業した病院跡で全身に布を巻かれたミイラが見つかり、鑑定の結果、いまから七百年近く前の遺体と判明した。その正体をめぐって、学会は諸説入り乱れて紛糾するが、ちょうど同じころ、東京の赤坂にある秘密めいたSMホテルで、過激なプレイの結果とみられる、酷たらしい死が連続した。第一の死者は女子大生、第二の死者は考古学者。いずれのケースでも同伴者は姿を消していた。悲報を受けた家族は、愛娘や父親の隠された趣味に崿然となるが、考古学者が広島のミイラの鑑定作業に携わっていた事が判明してから、事件は衝撃の展開へとつながっていく!
◆檸檬色の悲劇(吉村 達也・JOY NOVELS)
 自ら実名を明らかにしてセクハラで上司を訴えた元OLが、自宅マンションで殺された。玄関ドアには内側からチェーンが掛けられ、侵入路とみられる窓の周辺は、砕け散ったガラスの破片のため、逆に、そこからの脱出は不可能だった。無数のレモンが転がり夥しい鮮血に彩られた閉鎖空間から犯人はどうやって消えたのか?
※慄きの復讐(志茂田 影樹・桃園書房)
 保険Gメンの川谷の妻は正体不明の男たちによって凌辱され、そのショックから精神に異常をきたした。さらに、妻の妹を誘拐した犯人たちは、警察に言えば義妹の命を奪うと脅迫してきた。絶望の淵に追いやられた川谷の心に、どす黒い復讐の情念がわきあがってきた。
◆摩周湖殺人事件(梓 林太郎・JOY NOVELS)
 初めは魅力的な女に思えた。画廊を経営している三船にとって、妻と死別した後の、かっこうの情事の相手だった。しかし、しだいにその女の存在が疎ましくなってきた。疎ましく思う原因はあった。彼の前に、新しい女が現れたのだ。しつこくつきまとう女に、三船はいつの間にか殺意を覚えるようになっていた。殺害事件決行の場所に、三船は南アルプスの地蔵岳を選んだ。霧の中だった。そこで確実に彼女を殺したはずだった。しかし、その女から一通の手紙が三船のもとに届けられた……。
◆夢二殺人幻想(楠木 誠一郎・JOY NOVELS)
 昭和三年、江戸川乱歩は、『新青年』の編集長・横溝正史とともに、覆面作家・瑞江藍風との対談のため世田谷にある瑞江の家を訪ねた。ところが、そこで彼らを待っていたのは、全身を縄で縛られたうえ絞殺された妖艶な美女の無残な姿だった!死体のそばには異端の画家・伊藤晴雨のものとみられるあぶな絵と、そして竹久夢二の絵が残されていた……。おりしも世間では、若い女性が縛られて絞殺されるという事件がつづいていた。今回の事件は第四の被害者なのか?瑞江藍風との関係は?そして竹久夢二の絵はなにを語っているのか?独自に調べはじめた乱歩と横溝の前に浮かび上がった恐るべき事実とは?
◆失恋地帯(山村 紅葉・カッパ・ノベルス)
 死体発見現場に遺された外国製の口紅。それには新人女優石田梨乃の指紋が……。TV局の森プロデューサーが京都のホテルで殺害された。狩矢警部の執拗な訊問に、恋人田中の助言で偽アリバイを申し立てる容疑者の梨乃。ところがそれが逆効果となり、嫌疑は一層深まる。梨乃が口紅を貸した友人絵里の偽装工作か?局内の派閥抗争か?潔白を証明するため、梨乃は田中とともに真犯人を推理するが、逆に田中にまで疑いの眼を向ける……。
◆「横濱の風」殺人事件(吉村 達也・TOKUMA NOVELS)
 「ぼくの犯罪を暴けるものなら暴いてみろっていうんだ!」母親殺しの嫌疑を自ら認めた中学三年生善田良和(ゼンダ ヨシカズ)の強烈な挑戦城を叩きつけられた朝比奈耕作は、その筆跡に込められた怨念の深さに事件の果てしない闇を見た。風の強い七月のある日、横浜の「港の見える丘公園」フランス山の中腹で発見された主婦の死体。喉に突き刺さったままのナイフは死者の一人息子・良和のコレクション。しかし、少年には微妙なアリバイがある。それは巧妙なトリックで支えられたものなのか。姓名に「善良」の二文字を与えられ、模範的な人生を強要された少年の心の迷路を探る。
◆誰が龍馬を殺したか(三好 徹・KAPPA NOVELS)
 慶応三年(一八六七)十一月十五日、京都・河原町の近江屋で、坂本竜馬は暗殺された。ほとんど即死だった。てだれの襲撃者は新撰組の原田左之助だとか、見廻組の佐々木唯三郎だとか、自分がやったと自白した今井信郎だとか諸説紛々だったが、近年ようやく定説が固まった。しかし、陰で糸を引いて自分の目的を遂げた黒幕の名は今も知れない。真犯人……その男の意外な名は?
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たけジャパン

Author:たけジャパン
<座右の銘>                   ・謙虚に/デシャバラナイ               ・素直に/ウラギラナイ                ・朗らかに/マエムキニ
<好きな事>                   ・小旅行                    ・ウォーキング
・読書
・サッカー
<性格>                     ・気まぐれだけど一直線

 




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